第24話【カクヨムバトル】を褒める*2

カクヨムバトル

https://kakuyomu.jp/works/1177354054922542154


 タイトルを見た時、一瞬こう思った方もいるのではないでしょうか?


「あれ? カクヨムバトルって企画の名前じゃなかったっけ? それとたしかこの自主企画ってタイトルにカクヨムバトル24って入れて、それの各話で参加してる投稿作品を褒める話を一個ずつ書くやつ、だった、ような?」


 そう、なんですが、


 読めばれっきとした小説作品です、つまり企画に投稿された小説作品ということになりますね、ただこれは、ある種面白いのですが、この作品を褒めるということは、自然と”カクヨムバトルを褒める”という字面を受け入れることになります。


 要するにある種、企画自体も大分山を越えたような感覚にもなり、主催の方もほぼほぼ参加してる小説作品を褒めて、あとは自分の執筆作品を上げることにしてる中で、そろそろ「カクヨムバトル自体を褒めてもいいんじゃないかな?」 というところにつけて、カクヨムバトルというタイトルの作品が撃ち込まれてきたという具合。


 あ、これは上手いですね、そして小説の内容も狩りを競ってエンジョイしてる人々という具合、それぞれの登場人物の狩りのスタイルの違いなども考えながら、ただしあくまでそのスタイルに差があるという具合であり、チームで狩りをするにしてもそれぞれの主義を尊重して厳しく縛りをもうけずに、それでも格好良く決めるところは決める、シンプルで意図的にギミックを多く出さずに書いてあるのが、僕ではあまり出せない魅力があります。


 実際、僕は小説を書くときはギミックを手当たり次第詰め込んで、情報過多にしてごまかすスタイルなので、整理されておりあまり深く描写されないものの内側に何がこもってるのか気になるとなるほど面白いと、深堀してこういうのも足してみたり使ってみたりしたいって欲求が増えていくんですが、抑えてある。


 あまりガチャガチャさせず、敵を強大に盛るわけでもなく、チームの規律を重んじさせるように束縛もしない、それぞれが独立して狩りに集中できる状態であることが一番効果を上げると、そういった具合でそれぞれのペースでお話しが進んでいく、確実に実力は皆、高いものがあるけれどそれは周りを黙らせるためという威圧的なものではない、狩りをスタイルを楽しむために手にしたテクニックなんですよね。


要するに、

今の僕にはネコパンチが効いた作品ににゃあとないて見せるので精一杯です。

(※僕は撃たれ弱いぞアピール)


≪追記≫

この作品はもう一つの企画にも参加してるようなのですが、どこにその要素があるのか探すのもまた一興という具合ですね、僕はちゃっと思い浮かばなかったので、あらすじとかのナンバー部分で、あ、そうそう! そうだよね! この季節は! と改めて理解したのでした。


――――――――――――――――――――――――――


 さて、今回はせっかく【カクヨムバトル】を褒めるという行為をやってるわけですから、カクヨムバトルの方も褒めてみたいと思います。


 まず企画を立案した主催の春嵐さんですが、執筆スタイルが本当にこの企画に向いています、ハイペースにやりたいことをこれとこれにつなげて、この方の作品と書いたものが近いところがあるなと考えがつなげられる、非常にフットワークの軽い拳闘者さんであります、今のところ自分は投稿した作品全部を企画の通りにお褒め拳貰ってるので何回、K・Oされたのか覚えてません。


 そしてカクヨムバトル自体が実を言うとパンチが効いていて、普段、褒めないものも褒められる範囲で褒めるし、小説の体をなしてないと言われたものでも、あるいは駄文と類されるものでも、なにがしの褒める方向での反応が得られるという企画なので、実を言うと純粋に小説じゃなくてもOKなんですよね、それは日記のようなものから、あるいはみんなから募集して作る小説でもいいし、僕が出したような創作論・創作技法のようなものでも、企画に投稿されれば許容範囲内にあるわけです(実際に褒めるかはそれぞれの人の手に委ねられてますけどね、それがまた自由でいい)。


 実を言うと僕はカクヨムバトルに求めてたものがまさにこれなんですよね、とある○○大賞という具合で何度も続いてきた自主企画とかも初期では本当に意味が分かる人には分かるといったものがゴロゴロあって、そういう感覚が面白そうだなという具合でその手の自主企画に参加したかったのですが、その自主企画のことを大きくとらえればとらえるだけ、執筆する文章量が増大して結果としてそちらのほうには文字数制限で参加できませんでした。 残念、ですがそれをきっかけとして、カクヨムバトルのほうに専念できているので、嬉しい限りなのです。


 ああ、話したくなってきたのでちょっと過去バナ、僕は実を言うとなろう系と呼ばれる作品群の源泉ともなる小説投稿サイトでしばらく執筆活動をやっておりまして、その際に、そちらでも小説を読んで感想を書くということをしていたのです。

 実際問題、そちらのほうではカクヨムのように自主企画を作れるわけでもなく、ある種、運営様の目を掻い潜って、グレーよりのブラックみたいな感じで皆さんが読んで欲しい作品を受けて40作品近く、時には百万字越えの作品に感想をつけたりもしていました。

 ちなみにその企画ではお姫様とスライムが対話形式でそれぞれの作家さんの作品の感想を読書会形式でやるって具合でした。 懐かしいです。


 あらためてカクヨムにうつってみて良かったのは、皆が楽しいことを企画して、その企画の中で色んな創作のつぼみを育むことが出来るという具合であり、今回読ませていただいたカクヨムバトルのように自由気ままに羽を伸ばせれば、こんなに嬉しいことはありません。


 では皆さん、直球ストレートから色んな変化球、魔球など期待しております、どんどんお褒め拳を進呈したいと思うのでいっそうよろしくお願いいたします。

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