第2章登場人物紹介

アゼルの新たな仲間たち



アンジェリカ・バルトラース=フリンド


年齢:17歳


種族:人間


 アークティカ帝国騎士団を率いる将軍、アシュロンの一人娘。貴族のご令嬢ではあるが、『フリンド家の者男女共に強くあるべし』という父の教えの元、数多の格闘技を修めている。 


 事故で馬に轢かれて命を落とし、蘇生してもらったことがきっかけでアゼルを強く慕っている。その思いは、彼と共にいるために冒険者になるほど強い。


 一方、まだまだ冒険者としては未熟も未熟なため、苦手なモンスターと対峙するとよく汚い悲鳴をあげることに……。



ソルディオ


年齢:『太陽』


種族:『太陽』


 ドギツいオレンジ色の鎧と、これまたオレンジ色のバケツむたいな兜を身に付けた流浪の冒険者。聖戦の四王の一人、ギャリオンに憧れており彼のような『太陽』になることを夢見ている。


 常にテンションが高く、よく目立つ格好もあって頻繁に不審者と間違えられる可哀想な人。だがそれでも太陽のシンボルとして今の格好を気に入っているようだ。


 大言壮語するだけあって実力は非常に高く、アゼルと互角の勝負を繰り広げることが出来るほど。



ヴェールハイム魔法学院関係者たち



セルベル・リッツ


年齢:48歳


種族:ドワーフ


 ヴェールハイム魔法学院第34代校長を務める太った男。豚に似た容姿をしているため、学院の下級生たちからは『豚ちゃん先生』の愛称で呼ばれている。ブヒッが口癖。


 おおらかな性格で、生徒や学院への深い愛を持つ。かつて学院に蔓延していた貴族至上主義を払底したのも、セルベルの功績が大きい。



ラーブス・ゲルコ


年齢:53歳


種族:人間


 ヴェールハイム魔法学院第69代理事長。セルベルとは対照的に厳格な指導者で、例え実の娘であっても校則を破れば容赦なく処断する。しかし、セルベル同様生徒や学院への愛は強い。



キキル、ロロム


年齢:42歳


種族:ゴブリン


 ヴェールハイム魔法学院でシーフ学科の教師をしている双子のゴブリン。種族の特徴として、子どものような幼い姿をしている。いたずら好きで、よく生徒たちと一緒に遊び回っている姿を目撃されているらしい。



デューラ・ゲルコ


年齢:15歳


種族:人間


 理事長ラーブスの娘で、生徒会長をしている。貴族至上主義を掲げる最後の生徒たちの一人で、当初はアゼルや平民の生徒たちを見下していた。が、とある事件で変化が……。



ガルファランの牙



セルトチュラ


 ガルファランの牙を束ねる最高幹部、『牙の三神官』の一人。魂を融合させる禁忌の装置、ソウルユニゾレイターを用いた計画でイスタリア王国を滅ぼそうと画策していた。



マクスウェル


 セルトチュラの配下、『灼炎の五本槍』の一人。ソウルユニゾレイターを奪うため、相方のバールヴァルディと共に学院を襲撃する。



バールヴァルディ


 セルトチュラの配下、『灼炎の五本槍』の一人。影を操る能力を持ち、マクスウェルと共にリリン&シャスティのコンビと戦った。



レナスター


 セルトチュラの配下、『灼炎の五本槍』の一人。メイディという偽名を用いて学院に潜入し、ソウルユニゾレイター強奪の手引きを行った。幻想の世界を作り出す能力を持つ。



グリーチカ


 セルトチュラの配下、『灼炎の五本槍』の一人。ソウルユニゾレイターでヤシの木のモンスターと融合し、幻想世界にてリリンとアンジェリカを襲う。



ボルドール


 セルトチュラの配下、『灼炎の五本槍』の一人。部隊の隊長であり!一連の計画を立案し、指揮を取っていた。ソウルユニゾレイターを使い、グリフォンと融合する。



ビルギット


 『人喰い鬼』の異名を持つ闇霊ダークレイス。セルトチュラと同盟を結び、ソウルユニゾレイター強奪の手伝いを行う。異名の通り、人を調理し喰らうことを喜びとする邪悪な狂人。



ラドゥーレ


 『迷宮の奇術師』の異名を持つ闇霊ダークレイス。ビルギットと共に学院を襲撃し、特定の建造物の内部を迷宮に変える魔法、迷宮空間メイズディメンションでアゼルを翻弄した。



ダルタス


 かつてのアゼルの仲間。アゼルに逆恨みし、復讐を果たすためセルトチュラの配下へと墜ちた。ソウルユニゾレイターの力でリビングアーマーと融合し、アゼルの前に立ちはだかる。



悪食の竜ガズィーゴ


 遥か昔、聖戦の四王との戦いに敗れ大地を去った魔の貴族、単眼の蛇竜ラ・グーの血を引く末裔。あらゆる命を喰らい、力を増す特性を持つセルトチュラの切り札。


 最後の決戦で、アゼルと戦うが……。



???



ファティマ


 アゼルたちが住まう大地、ギール=セレンドラクとは異なる世界から現れた存在。とある目的を果たすため、ガルファランの牙や闇霊ダークレイスたちと戦っていた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る