「①亀に乗せられて」まだだった
全部ほめちぎり終わったなあ、なんて思ってたらもうひとつありました。
亀にのせられるやつ。
これ見たとき正直「あっしまったっ」て思ったんですよね。同じ自主企画に私も投稿している(「去り行く者に捧げる折り紙」)んですけど、正直わたしのほうの作品、内容がヘヴィ過ぎるなとこれ読んで感じました。
こういう、ライトで折り紙を主軸においたもののほうがちゃんとコンテストに適していたかもしれないって思いました。なにより文体のライトな加減が絶妙に良い。良すぎる。
しかたなく比較でわたしの作品の話をしますけど、わたしのほうの作品は「折り紙の持つ鎮魂と魂の封印という意味」に「新たな生命の誕生」を掛け合わせてかなり難しく作ってしまった(わたしの話の構築を理解してくださる人には1話時点で全員がしんでいると把握できる内容)ので。いつものことながら、やってしまった。やってしまいました。ぐぬう。
&αの後付けでなんとかしてますけど、基本的には01で話は終わっていて「避けがたい死と悲しみに対して折り紙はどう鎮魂の意味を持てるか」って内容(作者妄想なので設定として決まっていたわけではない。いつも通り書いてるときはなに考えてるか不明)なので。さすがネコイルさんやるなあという感じです。
しかも同作(や他の①作品)がかなり雰囲気として強いので、太刀打ちがなかなか、できない。私としては「去り行く者に捧げる折り紙」の完成度に満足していますし、いつも通りしっかりと提示のお題(おりがみ)から鎮魂と魂の封印という自分のテーマ(※あくまで書き終わったものを眺めて妄想したテーマ)も引き出せているので悔いは残らないんですけど、たぶん勝てないという感じです。それほどこの「亀に乗せられて」は上手い。
今回のほめちぎりポイント》
・書き口が軽くそれでいて安定している文体
・他自主企画の題に沿ったテーマ性
・同じ自主企画に投稿した者として素晴らしいと思える出来
その自主企画の主催者であるUTAさんがカクヨムバトルにも参加なされているので、場外乱闘にならない程度でお送りしました。比較用に「去り行く者に捧げる折り紙」もこちらに投稿しておきます(上記のような話なので、あんまりほめちぎれるポイントは少ないかもしれません)。
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