第12話

「うう。」


俺の意識は少しずつ回復していく。


「おはようございますマスター。」


大賢者の声が脳裏に響く。


「俺はどのくらい寝てた?」

「丁度一日です。」

「そんなに眠っていたのか。」

「ステータスが色々変わっています。確認してください。」

「分かった。ステータス。」



レイベルト・ヴァン・アストレア

種族ハイヒューマン レベル1 スキルポイント

HP1200 MP1200

力280 速さ300 防御力175 魔法防御280


スキル

身体強化・大レベル9  魔力精密操作レベル8 気配察知 レベル10 魔力察知レベル4 蓮獄魔法レベル3 暴風魔法レベル2 水流魔法レベル4 大地魔法レベル1 爆炎魔法レベル1 雷炎魔法レベル1 溶岩魔法レベル1 霧魔法レベル1 熱線魔法レベル1 創造魔法(仮)レベル1 突進 レベル5 自己再生 レベル3 体術レベル5 双剣術レベル1




ユニークスキル


スキルポイントレベル1 大賢者レベル5 強奪レベル5 成長速度上昇・極 次元魔法レベル8 重力魔法レベル8 多重思考レベル4 魔法合成をレベル1 速度上昇・極をレベル1 魔力上昇・極をレベル1 剣聖レベル2 限界突破レベル1 火事場の馬鹿力レベル1 聖魔法レベル1



称号


先行者


魔物殺し


魔物の敵





うわ!凄い事になってる。

全ステータス+100位されてる。

それにレベルが元にもどっていた。


「ステータスを確認できた事なのでドロップ品の回収に向かってください。」


ゴブリンキングと戦ったところまで戻るとそこにはゴブリンが装備していた一振りの剣と豪華な宝箱があった。


「宝箱だ!」


俺は興奮する。


今回は剣先でガチャガチャしなくてもあいた。


豪華な宝箱の中身は、さっきのゴブリンキングの剣とはなんというか”格”が違った。


「鑑定!」




暴食の剣

レア度SSS

魔力伝導率S

『暴食のダンジョンの初ユニークボス討伐報酬』

全ステータス+100

スキル

暴食レベル1 自己再生レベル1 自我レベル1

詳細

この剣は武器を喰らう。

武器を喰らええば喰らう程強くなる。

大罪武器



なんかやばい予感しかしない。


「この魔力伝導率っていうのは何?」


「魔力伝導率とは魔力の流しやすさで、これが高いほど魔法の発動スピード・威力共に上がります。G・F・E・D・C・B・A・S・SS・SSSとあります。」


じゃあこの剣は魔力を結構通しやすいのか。

俺の戦闘スタイルにあってるな。


「大罪武器って?」


「大罪武器とは、大罪スキルを保有している武器のことです。それではスキルポイントが貯まっていますがスキルを獲得しますか?」


「うん。おすすめは何?」


「おすすめはまたステータス強化系・極から好きな物を選んでください。」


「じゃあ……力・極で」


『スキル力・極を獲得しました。』

『スキルスキルポイントレベル1からレベル2になりました。

レベル2の権能は以下の通りです。

スキルポイントの振り直し。』


スキルポイント振り直しって……強すぎん?

俺の強奪との相性抜群すぎるんだが。


「それでは第11階層へ向かいましょう。」


ボスを倒したことによって現れた階段へと向かう。


俺は10階層までがこのダンジョンの中でもとてつもなく簡単な階層であることをしらなかった。

まだダンジョンは90階層残っている。

次の階層から難易度があがることを俺はまだ知らない__

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