第18話・戦闘
灯夜と真保は加代が機械を振り回しながら歩いてるのを後ろから付いていっている。
「う~ん、ここじゃない。ここかな?ここにいるのか!?」
加代は柱に機械を向けたりしていた。
「真保、加代はいつもこんなことしてるの?」
「いつもではないのですが、たぶん灯夜がこの部活に入ったので良いとこを見せたいだけだと思います」
「そういうことか」
すると加代がいきなり止まりお腹を押さえ始めた。
「あ、ぁ……」
「加代、大丈夫?」
「うん、いつもみたいにただの腹痛だから」
「そう」
加代は真保とそんな話しをすると灯夜の方に向いて。
「灯夜くんごめんね、私よく腹痛になっちゃうんだよね」
「大丈夫ですよ、保健室行きますか?」
「いや、トイレに行けばいいから真保ちゃんと一緒にここで待ってて」
そう言うと加代急いでトイレに行った。
一方明花はというと加代が持っている謎の機械と行動を見て混乱していた。
(何あの人、一体何してるの?しかもあんなのを見ても二人とも何も言わずに後に付いていくなんて、怪しいわ)
加代がいなくなり明花は近づくために足を動かそうとすると足が前に出ずにバランスを崩して倒れた。足元を見ると半透明の手が床から生えていて明花の足を掴んでいた。
「い、」
その後に大きな悲鳴を上げた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます