第3話驚愕の連続

「Kanon」俺がプレイしている地球乱戦のプロゲーマーでアジアランカーでもある。




そんな彼女が俺にメッセージ?何を。




俺は恐る恐るメッセージを開いた。




「あなたのパーティーに参加させてほしい。Kanon16歳。あなたの前では山野朱里と名乗った方が良いかもね。」




俺の思考が一瞬停止した。




自我を取り戻したのは数十秒経ってからだろうか。




山野朱里はクラスのカーストトップの俺とは真逆の陽キャ女子で裏では女帝などとも呼ばれている。




そんな山野が人気プロゲーマー?




しかも俺のパーティーに入りたい?




そんな馬鹿な話が、、、あったんだ。




俺は「よろしくおねがいします」と変に緊張して堅い返事をした。




同級生に敬語なんて変だな。




改めて自分のコミュ力を実感した。




なにやらすごいメンバーが来てしまったが兎に角パーティーが組めたので応募資格を手に入れた。




応募はみんなで集まってしようということで明日秋葉原駅のコンビニの前に集合するようメンバーに伝えた。




次の日の朝。9時に集合と言っていたので俺は15分前に集合場所に着くように電車に乗った。




そして到着すると既に1人のメンバーが到着していた。




腰の高さまである長い黒髪。




華奢な体型。




そして何より美しく整った顔立ち。




一言で表すなら超絶美少女だ。




「えーっと名前は?」




本当なら俺が視界に入ることさえおこがましいと感じるほどの美少女だ。




上手く言葉が出せず振り絞ったその言葉にその人は答えた。




「千葉圭一です!」

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