第14話 自分と他者
長い長い、話しの旅になります
読むのが、嫌になるかもしれませんが
お付き合い願えたら、幸いです
もしも、この世に自分しか
生きてなかったらどうだろう?
傷つく事も、傷つけられる事も、傷つける事も起こらず
誰かと仲良くなったり、喧嘩したり、楽しんだり、悲しんだり、そう言った事もない
『誰か』がいなければ、何も起こらない
独りのままである
独りであれば、何も感じない?
独りなら、楽?
いや、それは思い込みじゃないかな?
だって、人間は生きている以上
感情を持つものでしょう?
最初から、たった独りしか存在しなくても
産まれた時点で、人間は感情を持ってる
心を持ってる
だから、必ず、求めずにはいられないし
孤独に耐える事も出来ない
例えば廃人になったとしても、自分が立ち上がるきっかけをつくるのは
誰かや、誰かが世に生み出した何か
そうやって、人間は生きている
誰かを救うため、誰かを助けるため、誰かを支えるため、あるいは、誰かを元気づけるため
人間は、成長するために、誰かと何かと関わり
傷つき、迷い、考え、立ち止まったりしながら
生きている
でもね、考えてみて?
それって、他者を変えたり、誰かを成長させるためにしたり、起こったりする事では、ないよね?
偶然にも生まれた事のはず
けど、それがあったおかげで、自分が成長するよね?
よく、偶然はない、必然だと聞く
何故、必然か、それこそが、自分の成長のためだから
だから、人間は、他者と関わらなければ
生きることが、出来ないんだと思う
それはつまり、相手、周り、他者は変えられない
1番簡単に変えられるのは、自分という事
例えば、この地球上に最初から自分1人しかいなかったら、どんなに求めても、得られない
だって、自分だけなんだもの
誰かに、感情を使う事がなければ、傷つき、傷つけ、考える事、がない
だから、成長する事もない
何も起こらない、ただ、自分だけが、怪我をすれば痛みを感じ、病気になっても、病気という事そのものを、何もわからず、病原菌あるいは内臓の病で、死に至る
文明さえ起こらない
1人であれば、何も引き継がれる事もない
故に、廃れていく
他者がある事の大切さを、1人1人が、理解し
相手の違うところを許し合い
優っている事も、劣っている事も、全てを受け入れ合い
そうして、共存共栄をしていけなければ
人類は滅びるのではないかと、思う
それが出来る者が、最後には生き残り
幸せという本当の意味での、繁栄をもたらすのではないかと、思う
ただ貪欲に奪い合う者達は、最後には、誰も残る事すら出来ないのでは?
奪い合う事は、最終的には、1人しか残れないから
最後の1人が死んだら、そこで終わる
奪い合う者の最後の1人と、分け合う者の誰かが
混ざり合ったことで、奪う者と、分け合う者の、両方が生まれたのかも、しれないね
でもね、それって結局、同じな気がしない?
だって、奪う事も、分け合う事も、結局は
心から生み出された、感情、気持ちで、出来ているでしょう?
行き着く先は、思い込み、なんじゃないかな?
どう、捉えて、どう、思い込むかで、人の性格や人格は形成されているように、私は思う
つまりは、人間は、常に、冷静であり、平静でなければ、正しく生きる判断を欠き
分け与え合う事も出来ず、成長すら出来ない
そういう事では、ないでしょうか?
故に、本当の愛を知らずに生きていく
と、いう事ではないでしょうか?
全てを繋ぐのは、愛の他に、ないのではないかと、思います
それが、自分と他者、ではないのかな?
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