あらあら可愛い猫ちゃんが！

自主企画から訪問させていただきました☆
https://kakuyomu.jp/user_events/16816452219678358425

冒頭、三人の少年が遭遇した墓地での事件。
そこから、アーチの生い立ちと、彼が少年達を弟子にするという流れまで……。
映像的な人物描写や、登場人物たちの理に適ったやり取りなど、とても読み応えのある内容でした。

特に、バロウッズ先生の要請をアーチが固辞する流れの中で、世界観やさまざまな設定、登場人物の立ち位置を無理なく読者に伝え、且つ、アーチがしぶしぶ受けざるを得なくなるまでの理由も不自然なく纏められている流れはお見事でした。

既得権の為に異端児を白眼視するというのは現実世界でも然もありなん、といった出来事ですし、アーチがそれに屈して要請を受けたことにさせないよう、表向きは情に訴える形にしたバロウッズ先生の交渉術もまた、真に迫っていました。

まだ物語が大きく動いているわけではありませんが、十分に先を読みたくなる導入部だったと思います。
先も気になるところですが、他の方の作品も順次拝読している途中なので、一旦ここで失礼させていただきます。
定期的に同様の読書企画も開催していく予定なので、見かけたらまたお立ち寄りいただけましたら幸いです。
この度は、ご参加頂きありがとうございました(*ゝωσ)✧*。

他の方の仰るように、「ハリーポッター」のような世界観を感じました。本当に魔法の世界に来たかのようで、想像力と発想力がすごいなあと感じました。ぐいぐい引き込まれます。

その一方で、キャラクターたちには、アニメのような親しみやすさを感じますね。軽快な口調や、ライトノベルにもありそうな会話が魅力的だと感じました。また、皮肉が利いているやりとりなどにも力を入れられているようで、ワンパターンにならないところが流石だなと感じました。

自主企画から参りました！

「もしかして君、在学中もやってたな？！」
「さて、どうでしょう」
「あああああもう！　道理で！　食べた記憶がないのに減っている時があると思った！」
「鼠でもいるのでは？」

このやり取り最高に好きです！センスがありますね。
こんな感じのクスリと笑える要素を取り入れてみたいものです……。

う〜ん面白い……人気が出ないのが不思議なくらい完成度が高いですね！確かにハリーポッターっぽいですが、J・K・ローリングの書いた作品だよって言われたら私は信じて読み進める位に世界観を再現しています。