第4話 康太の過去。
学校祭が終わって僕達はまた普通の日常に戻った。
《教室》
康太「有斗、海里、俺の話を聞いてほしい。」
有斗「うん、いいよ。」
海里「でも、珍しいね康太。」
康太「えっ、うん、でも俺は有斗と同じく両親を亡くしていたんだ。」
有斗「僕と同じだ。」
康太「うん、でも俺はそんなに寂しくなかったよ、だって俺が入学式の当日に両親は亡くなったけどね。」
海里「祖母と祖父は?」
康太「今は実家に居るけど、なかなか会っていない。」
有斗「海里は?」
海里「私は父親が居ないし母親しか居ない。」
康太「病気とか?」
海里「うん、父親は昔から、身体が弱くて病気になりがちになって、結局、亡くなって、私は悲しかったけど、父親は私と母親の事をずっと見守っているよ。」
有斗「康太も僕と同じ、仲間だな。」
康太「うん、そうだね。」
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