僕は一人になった

リンゴ

第1話 僕の日常

僕の名前は佐々木有斗(ささきゆうと)中学2年生。

僕が6歳の時から僕の両親が突然の交通事故で亡くなって今は一人になっていた。

そして僕の人生を変えてくれた人が居た。


《部屋》


有斗「ふぁぁぁぁ、もう朝かぁ・・・。」


僕はベッドから身体を起こして頭のリセットをした。


有斗「あっ、お花を添えないと。」


僕はリビングに行った。


《リビング》


有斗「父さん、母さん、おはよう、今日は天気が良いよ。」


僕は両手を合わして一礼をして、朝ごはんを食べた。


有斗「いただきます。」


時刻は午前7時20分・・・。


有斗「さてと、ニュースでも観るか。」


僕はテレビのリモコンでいろんな情報をチェックをした。


男性キャスター「皆さん、おはようございます、時刻は7時30分です。」


有斗「あっ、もうこんな時間だ。」


僕は食べた食器を洗って学校に行く準備をした。


《部屋》


有斗「あっ、そういえば今日は、体育の授業があるから、ジャージを持って行かないと。」


僕は急いでカバンに入れて、少しだけランニングをしながら学校に向かった。


《教室》


有斗「おはよう。」


男子生徒「有斗、おはよう。」


僕はニコニコしながら教室のドアをバーンと開けた。


男子生徒「有斗はいつも元気だね。」


有斗「えっ、そうかな?僕は皆のテンションが無くならないようにしているだけだよ。」


男子生徒「そうか、でもさすがにやりすぎじゃないか?」


有斗「良いじゃん別に・・・、っていうかそんな言い方ないと思うよ。」


男子生徒「ごめん・・・。」


有斗「なーんてな。」


男子生徒「有斗!」


僕は教室をぐるぐる回った。


女子生徒「有斗、何をやっているの!」


有斗「海里を捕獲!」


女子生徒「んもうーっ!」


僕は笑いながら走りまくった。


ガラガラ・・・。


先生「こら、佐々木、また一人で遊んでいるのか?まぁ、お前の両親が居ないから注意する人居ないから出来ないからな。」


有斗「はーい、すみませんでした。」


先生「お前はガキか!」


有斗「はい、ガキでーす!」


《生徒の笑い声》


先生「今から授業を始めるぞ。」


これが僕のごく普通の日常だった。

でもこれがもし、僕の人生が本当に最後なら僕はもう自殺をしているのかもしれない。でも僕はそれでも強く生きる事を恐れない。

でも、僕の人生を変えてくれたのはきっと間違えじゃない。

僕は心の中でそう思った。

そして楽しい時間は終わってここからが僕の大好きな放課後の時間が始まった。


《放課後》


そして部活に残る生徒はそれぞれの部活の場所に移動をした。

それ以外の生徒は、帰宅部だ。

ちなみに僕は陸上部に入った。


顧問の先生「よしっ、今日は1000キロを走るぞ!」


部員「はい!」


そして僕は、リズムよく走った。



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