第14話:保健室へ来る者を次々とメロメロに…




 彩乃先生が出て行った後、次に保健室へ入ってきたのは保険の先生であった。



「ふぅー…ちょっと疲れた…ってあれ、誰が寝ているのか…仕方ない……もうひと頑張…はぁっ!?」


(な、なんだあれ……!?あのかわいさ…本当にこの世の生き物なのかっ!!??)



「くふうっ……声を抑えなければっ……」



 保険の先生が悶絶していると。



「先生ー、友達が体調悪そうだったので連れてきましたー」

「うう…ごめんね…わざわざ連れてきてもらっちゃって…」



 二人の女子生徒がやってきてしまった。



「あれ?先生どったの?顔が赤い…はぁっ!?」

「……?っ!?」



(ああ……二人とももう手遅れか……。とか言う私も手遅れだっ!)



「私……もうダルさがなくなったよ…」


「私もなんかさらに元気になったわ!」


「やばい…この子の為なら仕事を三十倍ぐらいできるわ…」



 三者三様、それぞれ違うがみんな共通しているところがあった。


 だがもうすでに三人は七美にメロメロになっていた。




「おーっす、なあ、サボりに来た……んはぁっ!?だっ…誰だ!それ!可愛いすぎだろぉ!」


 今度は不良っぽく、金髪のギャル系の女子が来た。



「ん…?ん〜〜……」



 少々騒がしかったのか、七美は寝返りをうち、みんなとは反対のほうを向いてしまった。



「「「「っ……!?」」」」



「み、みんな!ここは一旦ひきましょ!」


「そうだね…!悪いからね!」


「……ちょっと残念……」


「おう…名残惜しいが……仕方ねぇ…」



 四人とも悔しそうな顔をしながら散っていった。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


短いですね…。

ってことで明日も投稿します!

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