第8話:お願い(強制)
「七美くん……ちょっと寝てくれないか…?」
「………へ」
…?どういうこと?
っていうか寝たことで怒られるかと思ってたのに逆に?
だめだ…理解できないよ…。
「あのー…生徒会長?それはどういう意図があるのでしょうか?」
「えっ!?えーーと…それは……」
(噂で寝顔が物凄い可愛いと聞いて、気になって昨日眠れなかったぐらい気になったから……。って今の私変人…!?)
「……?」
「とっ……とりあえずじゃあそのソファーに座りなさい!」
「はっ…はいっ!」
僕は大人しくソファーへと座った。
そして生徒会長も横に座った。
「…あの?これはどういう……」
「ネットで見たところ眠気を誘うにはこれで……えいっ!」
「うわぁ!?」
突然腕を引っ張られ、生徒会長に倒れこむ形になった。いわゆる膝枕をされている。
「あっ…あの!生徒会長!?ふぁっ……」
そして優しく頭を撫でられ始めた。
「眠っていいのよ…」
耳で囁かれ、どんどん瞼が重くなだていき、そして。
〜〜
「zzz〜…」
「こっ…これは噂通り…いえそれ以上ね…!」
「う〜ん…撫で撫でぇ…」
「はぅあっ!!!」
今生徒会長は誰にも見せられないような顔をしていた。
それと同時に鼻血が会長から飛び出して来た。
「こっ…このままではダメだわっ!はっ…鼻血が…」
慌てた生徒会長は七美をソファーへ寝かし、すぐさまティッシュを取りに行った。
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生徒会はちゃんと機能しているので大丈夫だ、問題ない。
明日短編出すので是非見てね!
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