月落ちる森Ⅱ 巡る星辰
小湊セツ
はじめに
本作は、『月落ちる森Ⅰ 白夜の狼』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890571276 の続編です。
世界観や人物の説明は、既読を前提で最低限しかありません。初見の方に配慮した内容ではありませんので、タグ・あらすじ等で興味を持たれましたら、第1部白夜の狼からお読みいただければ幸いです。
なお、タグにR15、性描写有り(念のためですが)とある通り、Ⅰ部よりも大人向けです。
***
【3分でわかる(?)『月落ちる森1 白夜の狼』ダイジェスト】※微ネタバレ
[学院編]
騎士になることを目標に、王立学院に転入したセリアルカ・リーネ。銀月と狩猟の女神の血を引く彼女は、満月の夜になると銀色の狼になる狼女だった。
転入早々に、婚約者を名乗るあやしい美男子アルファルドからプロポーズされるが、セリアルカに婚約した覚えは無く、なんとか結婚を諦めてもらおうと奮闘する。
ルームメイトのエルミーナと仲良くなったり、エルミーナの紹介で王子と懇意になったり、有力貴族の令息アルファルドとの結婚を夢見る女生徒たちから多大な恨みを買ったり、アルファルドの従兄弟のヒースと決闘することになったり、暗殺者と戦うことになったり……。
学院で起きる様々な事件を経て、徐々に明らかになるアルファルドの秘密。空白の子供時代を思い出した時、セリアルカはアルファルドの罪ごと受け入れ、共に騎士になる決意をする。
一方、第一王子フィリアスの失脚を狙った王妃派の暗躍により、フィリアスの婚約者エルミーナの命が危険に曝された。セリアルカとアルファルドの活躍によって危機を脱したものの、学院に次なる刺客が迫っていた。
フィリアスは一計を案じてディーンとヒース、アンジェリカに協力を求める。
[遠足編]
訓練用具の買い出しに行くセリアルカに付き添い、最寄りの街への小さな遠足となった道中、アルファルドの兄ヴェイグ、王子の護衛を務める第五騎士団の協力を得て、暗殺者を一網打尽にすることに成功。事件は解決したかに思えたが……。
アンジェリカの恋人ライルを仲間に加え、一行は街に到着する。
街での散策を終えたセリアルカは、小さい頃に自分を虐げた少年たちと再会する。アルファルドは彼らが獣人女性失踪事件に関わっていることを突き止め、騎士団に突き出し後の処理を任せることにした。
別行動のフィリアスたちとの合流を待つ彼らに、更なる事件が降りかかる。
突如、街の騎士団駐屯地に魔物の大群が発生して、対応に追われる駐屯騎士団に加勢することになったフィリアス一行。魔物の大発生は、王妃派が仕組んだ罠であり、証人として捕らえていた暗殺者たちを奪われてしまう。
混迷する戦場にセリアルカ一行が駆けつけ、フィリアスとライル、ディーンとセリアルカの連携によって敵の首魁を撃破した。
それぞれの課題と決着を胸に、舞台は始まりの森へ。
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