設定資料集Ⅰ 人物紹介

【登場人物紹介】

 米原孝弘(まいばらたかひろ)(26)

 身長:172センチ/体重:68キロ

 血液型:O型

 好きな食べ物:甘すぎない程度のスイーツ。パンケーキはクリームがキツくてたくさんは食べられない。

 嫌いな食べ物:生臭い系。(いかの塩辛はダメだった)

 趣味:サイクリング(転移前)、旅行(転移前)、美味しい紅茶を淹れること(転移中。紅茶に似た飲み物が普及していたから)


 本作主人公筆頭。

 他三人と共に旅行中事故に巻き込まれるも死亡とならず、異世界アルストルムに転移させられる。

 三人とは六年の激戦を経て、地球に帰還。ようやく平和な世界に戻れるかと思いきやまさかの故郷も戦争中。しかも異世界からの侵略者との戦いは下手するとアルストルムの時より不味いんじゃ無いかと思っている。

 後述三人も含めてこの四人グループではリーダー格。アルストルムでも何らかの部隊を率いていたようだ。

 転移先で水帆とは恋仲になり、帰ったら結婚の約束もしていたのだが、地球がこの有様である。

 異世界で戦闘を重ねた結果、一般人から逸般人に。それ故かCTと接触、戦闘を経ても頭はどこか冷静である。ただし家族や友人の安否はかなり気にしている模様。

 異世界転移の影響と、六年の経験で魔法能力者としての才能が開花。地球基準で文句無しのSランクに。

 アルストルムでの二つ名は『神速の二丁魔法拳銃使い(マジック・トゥーハンド)』。



 高崎水帆(たかさきみずほ)(26)

 身長:164センチ/体重:非公開希望(身長の分、知花よりは高い)

 血液型:B型

 好きなもの:辛い食べ物(激辛ラーメンとか凄く好き。某カレー屋でかなり辛い部類のを平気で食べる)

 嫌いなもの:甘ったるいもの(ガトーショコラはセーフ。ショートケーキはやや苦手。パンケーキは無理だった)

 趣味:お菓子作り(転移前)、カラオケ(転移前。めちゃくちゃ上手い)、魔法研究(転移中。効率的な魔法の運用及び魔力消費低減についての研究。)


 本作主人公その二。

 孝弘と同じく異世界転移に巻き込まれた四人組の一人。芯の強い女性で、異世界転移からの六年間では時に厳しく時に優しく孝弘を支えたこともある。その結果、今では孝弘と恋仲の関係に。帰還してから結婚のつもりでいたが、世界がこのザマだったので、彼女の頭が冷静になった時には絶対にこの話が出てくるだろう。

 六年の戦争経験から孝弘以上に戦闘や戦争については一般人から価値観が逸脱し、軍人のそれになっている。そのせいか、戦闘の直前や異世界侵略者の話を聞いた当初こそ少々衝撃を受けるも、すぐに思考を切り替えていた。

 ただし人として大切な部分は忘れていない。

 孝弘と同じく異世界転移の影響と六年の経験で魔法能力者としての才能が開花。文句無しのSランクどころか、日本国内で一三人しかいないSランクの中でも六位相当の魔力を保有している。

 アルストルムでの二つ名は『五色の魔法使い(ファイブカラー・マスター)』



 川島大輝(かわしまだいき)(26)

 身長:181センチ/体重:83キロ

 血液型:O型

 好きな食べ物:和食全般。帰還後は食べられるだろうとワクワクしていた。自分で筑前煮や肉じゃがを転移前はよく作ってた。

 嫌いな食べ物:納豆だけはダメ。

 趣味:料理(転移前・転移中。知花は大輝に胃袋を握られているレベルで彼の料理が好き)


 本作主人公その三。

 四人の中で一番身長が高くガタイもいい。孝弘とは大学一年生の早い時期からの友人。喋り方はやや荒っぽいが、友人をとても大切にする心優しき人物。

 異世界転移から六年の戦争経験の中で、比較的一般人としての価値観を保てていたのが彼。ただ、平時と有事の切り分けをハッキリできているので孝弘と衝突するのはあまり無かった模様。孝弘が勝利の為にやや過激な提案をする中で、大輝が折衷案としてやや穏当な提案を提示することもあったらしい。

 知花とは恋仲に。帰還したら先述二人と同じパターンで結婚しようと約束していたが帰還即有事。ただ、世界規模での戦争であることが判明してからは結婚の話が頭から抜けているので少し落ち着いてからどうしたものかと悩む可能性は大。

 彼もまた異世界転移の影響と六年の経験で魔法能力者としての才能が開花。四人の中で最も魔力保有量が少ないが、文句無しのSランクに変わりはないレベルで魔力を保有している。

 防御役としての魔法を多く行使できることから、アルストルムでの二つ名は『難攻不落の守護者』。



 関知花(せきともか)(26)

 身長:151センチ/体重:4?キロ(1の位非公開希望)

 血液型:A型

 好きな食べ物:お酒全般。ツマミ系も大好き。

 嫌いな食べ物:里芋や山芋などネバネバの強いやつ。

 趣味:裁縫全般・衣服作成(転移前・転移中。転移前は同人誌即売会にも参加していたようだが、どうやらコスプレイヤーとしての参加もしていた……?)


 本作主人公その四。

 四人の中で一番体格が小さい。水帆が凛とした女性なら、知花は淑やかで大人しい女性といったところ。水帆とは大学一年生の早い時期から友人であった。

 異世界転移に巻き込まれた時、一番混乱していたのが彼女だったが、時と場合によっては水帆より芯が強く、ここ一番の時に四人含め全員を支えたほどの心の強さを持つ。反面、かつての一般人としての考えを最も維持できているのが彼女でもある。

 大輝とは恋仲に。帰還したら結婚の約束をしていたが帰還した故郷がお察し状態だったのでどうなることやら。

 他三人と同様に異世界転移の影響と戦場の経験で魔法能力者としての才能が開花。文句無しのSランク能力者。扱いの難しい応用属性たる光属性が得意で、回復魔法にも長けることもあり戦場では衛生兵的な役目も十分に果たせる。また、攻撃系魔法も幾つか持っている。

 アルストルムでの二つ名は『白百合の魔術師』。



 桑名曹長


 富士・富士宮防衛線に展開している日本魔法軍の部隊の一人。強行偵察中に帰還直後の四人と接触した最初の人物の一人。

 魔法能力者としての才能は一般の枠組みから出ない程度だが、経験を多く積んでいることもあり良い下士官の典型と言っていいだろう。



 海津伍長


 富士・富士宮防衛線に展開している日本魔法軍の部隊の一人。強行偵察中に帰還直後の四人と接触した最初の人物の一人。

 四人のことを「絶対民間人じゃない。一個大隊相当のCTを平然と戦える民間人がいてたまるか」と評したのが彼だが、紛うことなき正論である。

 まだ安全圏の兵庫に彼女がいるらしい。



 福地祥子(ふくちしょうこ)


 きりりとした目つきが特徴のやや長身の女性。四人に世界の現状を説明してくれた魔法軍少尉。四人のことを富士山中で山篭りしてい

 た変人と思っていたが、後に四人の真相を知ることになる。



 豊川翔吾(とよかわしょうご)


 魔法軍中尉。四人の大学時代の友人。

 四人が行方不明になった玉突き事故に大きなショックを受けていたが、何年か経つことでようやく折り合いをつけられた。

 が、事故から六年後に異世界からの侵略者が現れたことによって富士・富士宮防衛線で魔法軍の軍人として軍務についている。

 そんな時、行方不明で死んだかと思っていた四人が現れたんだからそりゃびっくりもする。なんなら顎外れてもおかしくないくらいには驚いていた。

 ただ、四人がSランク能力者として帰還したことについては複雑な心境であるもよう。友人としてはこんな世界だが、穏やかに生きていて欲しいからだろう。



 古川少将


 日本魔法軍の少将。富士・富士宮防衛線の魔法軍司令官でもある。

『帰還者』の存在を知る数少ない人物の一人。どうやら将官クラスの中でもある程度情報共有されているらしい。

 軍人として、帰還直後の四人に戦争参加の提案をした。ただし強要はしないあたり、心優しい人でもあると言えるだろう。

 魔法能力者としてのランクはA-と、戦える指揮官。

 趣味はプラモ作り。戦闘機や艦船など。

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