第67話 海龍 カノン

 本来、海龍、水性爬虫類の鱗衣は誰が纏うはずだったのかは解らない。

 北大西洋の柱を守護するのは、双子座のカノンである、ポセイドンから許可を得ただけで纏えちゃう鱗衣ゆえの入り代わりである。

 カノンはサガの双子の弟であり、万が一の時は双子座の聖闘衣を纏う云わば予備である。

 サガは善悪の2面性で悩んでいたが、カノンは自称純粋悪。

 サガにアテナと教皇の暗殺を唆したカノンはサガにより幽閉されていた、偶然にもポセイドンが封じられていた壺からポセイドンを開放して、自らを海将軍、海龍と名乗る。

 そのまま海将軍の筆頭として海と地上の支配に乗り出すのである。

 その実力はサガに匹敵するわけで、海将軍を名乗るに不足はない。

 敗北した後はアテナに、その罪を許され双子座の黄金聖闘士としてハーデス編で無双することになるのだ。

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