第54話 魚座 アフロディーテ

 ギリシア、サンクチュアリの十二宮のひとつ双魚宮を守護する黄金聖闘士。

 88星座の聖闘士のなかでも随一の美貌を持つ、ナルシストな黄金聖闘士。

 魚だけど…「天と地のはざ間に輝きを誇る美の戦士」なのだそうだ。

 もう止められないね。

 魚だけどバラを、ぶん投げてくる。

 毒のバラを教皇の間まで敷き詰めており、突破されても教皇の間にはたどり着けないようになっている。

 ちなみに、このバラのおかげで女聖闘士が被っている仮面にはガスマスクの役割もあることが明らかになるのだ。

 彼も多くの黄金聖闘士同様に、力こそ正義の類である。

 黄金聖闘士は資質に問題を感じる。

 瞬の師匠であるケフェウス星座ダイダロスを殺したことで瞬とは因縁の対決となる。

(アニメ版では蠍座ミロが倒しているが、陰ながら彼の助太刀があった)

 アニメ版は美に拘るが原作では、そこまで歪んでない。

 セブンセンシズに目覚めた瞬と相打ちになるが、死の間際に瞬に賞賛の言葉を投げかけている。


 黄金聖闘士は、教皇が悪だと知りつつも秩序なり信念で戦っていた者であり、必ずしもバカではないのだ…と思いたい。



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