国立 菜野香(くにたち なのか。夜野舞斗 様 in 女子高生クレーマー・ナノカのツンギレ推理日誌!)

サイズ:Ccup(80/61/90)


特徴:栗色の髪の毛。ポニーテール。物言いに容赦がない。


     ***


 商店街。

 こういう賑わいのある空間は、好きだ。


 少しばかり依頼が途絶えていたので、気晴らしも兼ねてぶらぶら散歩している。家は一応所有しているが、基本的には各地を旅して過ごす、さながら遊牧民のごとき生活である。


 さて、せっかく来たのだから、甘いものでも食べようか。

 そう思ったとき、私の直感がささやいた。慌てて視線を向ける。


 そこには、栗色の髪の毛をポニーテールにした女子高生がいた。


 すぐさま感想が湧き上がる。

 正直、胸は大したことがない。これまで見た規格外のおっぱいと比較すれば、ではあるが。

 というか、一般的な女子高生はあれくらいのおっぱいなのだ。推定Ccup、あとはブラジャーとかで大きく見えたりする場合もあったりなかったり……である。


 だが、私の注目はおっぱいだけにとどまらない。

 何だあの安産型ヒップは。かなり幅が広いし、お肉も美観を損なわない程度にたっぷり付いている。

 反則だろう。あれはお尻好きがいたらガン見するレベルだぞ。現におっぱい派の私ですらガン見してるし。


 私は買い物も忘れ、彼女の後をつける。

 あれは放ってはおけない。危うく見逃すところだったが、逸材だ。特にヒップの逸材だ。


 しかし、どこに行くつもりだ?

 かなり脈絡の無い道を歩いている。人気ひとけに乏しい場所まで来てしまった。


 まずいな、これはまずい。

 何がまずいかって、彼女の安否が


「ねえ、アンタ」

「はい、おっぱい」


 あれ? いつの間にそんなところに?


「さっきから私をジロジロ見つめてたけど、何なの?」

「それはもう、見事なお尻でしたおっぱい」


 つとめて素直に答えた……が、どうやら逆鱗に触れたらしい。

 みるみるうちに、顔が真っ赤に染まる。恥辱か、怒りか、両方か……。


「ふざけるな!!!!!」


 次の瞬間、私の体は宙を舞っていた。

 足を振り上げている様子から、私は蹴飛ばされたようだ……あ、パンツ見えた。白だ。


「縞パン、似合いそう……」




 などと呟いているうちに私は気を失っていた。

 目覚めたのは、見覚えのある刑務所だった。

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