約束

@Pankiti

第零詩

 これはそれなりに遠い小さな2人の記憶。

「ずっと一緒にいようね」

 まだ発音が拙い少女は少年にはにかみながら小さい勇気を振り絞って言う。

「うん!」

 少年は少女の言葉に満面の笑みで返した。


 こうして2人は互いに

 微笑みながら約束を交わした。



 ー約束は時にどんな呪いよりも

 強力な呪いとなるー

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