第912話 廃屋のような日本
「寝起きに絵が見えた」
「どんな?」
「抜けた床」
「あー君の家?」
「そうだけど、なぜかな?」
「天からの教えかも」
「どんな?」
・・・
「床抜け」よ、「腰抜け」になるな。
実は、横の柱も腐っており、腰板も抜けている。
しかし、見えた場面は「床」だった。
国家としての「日本」が、なぜ改革を後回しにされているのか?
それは、重症だから。
この先、あらゆる業界に手が入る。
そこでは、多くの人々が腰を抜かすだろう。しかし、今のところ自分の問題とは考えていないようだ。
準備期間はたっぷりあったのに。
■アメリカが先になった理由
トランプ政権の大統領が、床に片膝をついて祈る姿が写真として掲載されていた。
その相手は?
→ 創造主
実に話が早い。
何を話題にするにしても。
大変化が来ようとしているこの時期が過ぎると、ドミノ倒しが始まるだろう。
「ははは」と笑っていられる場合じゃない。どの業界も最悪の想定を必要としているからだ。
戦時中の日本を思い出した。
大本営は、「勝った・勝った」「また勝った」と嘘の報道を繰り返し、平静を装い、国民を騙し続けた前歴がある。
そして、日本という国家の棟梁は?
大陸から引き上げて来て、戦犯となり、巣鴨プリズンに収容されたが取引で釈放され、再び日本の支配者となった人物である。
つまり、体質は変わっておらず、国民を騙し続けているかも知れないのだ。
豪邸に住む人が、廃屋に住む私を笑っても床抜けは治らない。
「ちらりの場面」からは、そんな意味が感じ取れた。
結局、黙示録の成就は避けられず、人々は「岩間に入ろうとする」のだろう。
つまりこれは、古来から「岩を頼っている人々」なのだと読むのが妥当。
日本の信仰に関係すると思われる。
ヨハネの黙示録 6:12-17
また、見ていると、小羊が第六の封印を開いた。そのとき、大地震が起きて、太陽は毛の粗い布地のように暗くなり、月は全体が血のようになって、 天の星は地上に落ちた。まるで、いちじくの青い実が、大風に揺さぶられて振り落とされるようだった。 天は巻物が巻き取られるように消え去り、山も島も、みなその場所から移された。 地上の王、高官、千人隊長、富める者、力ある者、また、奴隷も自由な身分の者もことごとく、洞穴や山の岩間に隠れ、 山と岩に向かって、「わたしたちの上に覆いかぶさって、玉座に座っておられる方の顔と小羊の怒りから、わたしたちをかくまってくれ」と言った。 神と小羊の怒りの大いなる日が来たからである。だれがそれに耐えられるであろうか。
この時期「絶えられる」のは「準備」のある人であり、『大本営』の態度に騙されない人々である。
大本営はまだ生きているのだ。
『廃屋のような日本』の中に。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます