第787話 悔むくらいなら執筆だ

「神の腰をどう感じる」

  「あれは下ネタじゃない」

「つまり神聖と捉えるべき?」

  「そう神輿と同じ」

「『御輿』は『御腰』とか」

  「うん、それ」


・・・

日本は奇妙な国。


聖書と聞いて、みんなが期待するのは『二枚目のお上品さ』だが、先人は違う捉え方だ。


一枚目からの啓示は、時に奇妙な形になる。


しかし、啓示が止まって悔むより、一枚目に密着したい。


※ 神の腰の話は、神輿の話でもあると思うので、天からの義務化があったのだ・・・そう分析している。


これについて、面白おかしく語ったつもりじゃない。


その後、天は「義務を果たした」「通常に戻れ」と納得してくれたようなので一安心している。


もう一つ、「見た目に騙されるな」という試練もある。


その話もしなければ。




 ■鬼は「お上品」だった


真理というのは、実に意外なものだ。


→ 常識と「正反対」


人類は、「正反対の教育」を受けて来ている。


結果、第一印象や思い込みで判断するから簡単に騙される。


「何と上品な人」

「この人を信頼しよう」

(実は詐欺師)



そして「隠れ蓑」にきっちり騙されてしまう。


隠れ蓑とは


→ 鬼は下品だ

(そうした思い込み)


一般常識として、鬼が社会に流し込んでおり、それが隠れ蓑になっている。



人類を欺き続ける鬼は、自分のイメージを「正反対」に作り上げて宣伝した。


→ 下品で粗野で恐ろしい


そして、墓の前の「二枚目」が出現。


→ めちゃハンサム


弟子の半分が、あっけなく騙された。




 ■まさかの姿を想定する必要


敢えて、極端な話を想定しよう。

(試される話)



本物に対してのイメージを、正反対に定義してみると、


「ほら、あんなのがメシアか」


こうした反応だろう。


正月の獅子舞ほどじゃないが、無骨な顔でメシアが出現したと考えてみよう。

(あくまで想定として)


天の父は、メシアの顔など自由自在だが、高慢な人間を振り落とすため、獅子頭のメシアを送ったと仮定する。



すると人々は

→ 見た目で判断


「こんなメシアいるはずない」


・・・

日本には、「正月の風景」としての獅子舞がある。


それを「先人からのヒント」と考える。


すると、サンヘドリンのぞんざいな態度も納得できてしまうだろう。


勿論これは、『正反対』をテーマとした推理であるから、正しいとは限らない。


※ 私はどんな顔であろうと「本者」に付き従う。




 ■雛鳥は親の顔など選ばない


鳥の雛は、温かい羽の下に潜り込む。


「温かい所」を求めている。

それが悔やまない態度。


※ ここで言葉を考察。


悔む→ qualm



【qualm】クワーム

1.(…について)

 突如の不安・心配・疑念。

2.(…の点で)

 良心の呵責・気の咎め。



方言なら、こんな表現。


「後悔するなー」

  「今更『悔むのけ』」


「くやむのけ」は

→ 「qualm」の「care」



【care】ケア

原義:心配、悲しみ

1.世話、介護、保護、管理

2.注意、用心、努力

3.心配、気苦労、気がかり

不安、懸念、悲しみ

4.関心事、責任者

5.気遣う、心配する

6.心配する、嫌だ



「care」(け)は、こんな表現でも使われている。


「きっちり割り勘にしよ」

  「細けー奴」


※ 「けー」→ 「care」。



奢ってもらうばかりだと、仲間から言われるセリフ。


「ちっとは泣『けぁ』」


(「けぁ」の部分が「care」)



また、小さく区切る人が、「細かいね」と言われる場合、

やはり「コンマ」だろうか?


→ comma・care(こまけー)



【comma】コンマ

1.コンマ

2小音程



「区切る」という意味では、こんな使い方も。


→ 根負け(comma・care)


※ 「連続を諦めて区切る」


すると、「根負け」は「寸断ばかり」という意味に取れる。



「コンマ」を「根」(こん)と考えると…


「あまり『根』詰めてやると疲れるよ」


※ これは「区切りを詰めるなかれ」という意味だろう。


(休憩時間を長めに…)



鬼からの空気に根負けして「寸断」を起こし『悩むくらいなら』…


私は喜んで「獅子頭」の後に付き従いたい。



追記:

獅子頭の意味

https://wa-gokoro.jp/traditional-performing/780/


イエスは「ユダ族の獅子」と呼ばれている。


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