第784話 理論武装2

「黙示録に『裸の恥』があるね」

  「そう、これがホントの恥」


・・・

人は、裸を恥と考えるが、

神の眼から見た「裸」の方が恥ずかしい。




黙示録16章 (知恵の戦い)

12 第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。

13 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。

14 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。

15 (見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)




「蛙のように」飛び出す鬼の言動に、どう対処できるかが問題だ。


「鬼」を『神』と思い込んだ人々は、「裸の恥」を晒してしまう。


しかし人類が、「知るべき事」を知れば鬼など怖くない。




 ■エデンからの言い訳


なぜ鬼が、強大な神の組織を言いくるめ、介入を阻止する事が出来たのか?


「手出しをするな」と。


そこには、こんな大義名分が使われているのだ。


→ 人間の意思を尊重しろ



イブが「自分の意志」で「善悪の知識の木」を選んだ。


それに手出しをする事は、人類の意志を無視する行為・・・


鬼は、そんな論理を振りかざしている。




 ■蛙の意味は「帰る」か?


日本語の洒落で「蛙」を判断すると、それは


→ 原点に帰る


そんな意味かも知れない。


「お前たちの親が選んだのだ」


ならば、こう返そう。


「親の心、子知らず」


そして、


「子の心、親知らず」


アダムとイブは、我々の現状と気持ちを知らない。


全容が知られてしまうと「鬼神の詐欺」に気付いた人類は憤るだろう。


「お前ら、よくも騙したな」

「徹底して戦うぞ!」


もしアダムとイブに意識があれば、子孫の怒りに同意するはずである。



そこで、人類を盲目にしておかないと、鬼に「憎悪」が集中する。


ダビデが自分の石を投げ、鬼侍を倒したようになるだろう。


これを知る鬼は、一方で「意思の尊重」を唱えながら、他方では人類を闇の中に留め、「天軍」との間で地位を保っているのである。


こうした実情に関して、人類は裸(無知)のままにされている。


鬼は闇を保つため『神』に化け、配下の木偶人形に甘い汁を吸わせて天の神との間を切り離している。


つまり人類が、実情を知って自分の意思を投げるなら、天の軍勢も鬼神勢力との戦いの火蓋が切れるのである。




 ■夜の神を呼ぶのか?


人類が、「夜(や)の神」を呼んでいる現状なら、鬼は言うだろう。


『人類はヤハウェに着いた』

『邪魔するな』


ユダヤ支配者の方針を通し、鬼神は創造主の名を隠蔽し、「井ノ神」の名を消してしまった。


残されているのは、これだけ。


→ YHWH


これを「ヤハウェ」と呼ばせ、崇拝させて来た。


手掛かりは、日本にしか無い。

(私の知るところ)


その日本からも、古文書の焼却・その他の焚書を通して「正しい創造主の名」(イ)を消し去った。


鬼神は、「イハウヘ」と先人が使っていた創造主の名を徹底して消滅させたのだ。


これが「創造主への冒涜」でないというなら、何と表現すべきだろう?



ハルマゲドンの戦いに際して着る服は、こうした知識そのものだ。



今から『理論武装』を心掛けよう。


鬼は、天からも地からも「光の照射」を受けるべき悪意の存在なのである。


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