第673話 鬼は心を揺らす

「鬼は波風をたてるね」

  「一種の『魚』だから」

「目的は?」

  「人心を揺らす」


・・・

芭蕉が教えている。


→ 「情」は揺れである


「山は静にして性をやしなひ、

水は動いて情を慰す」

(芭蕉俳文)



「情」は「動く水」のようで、


人のどよめきも、水の波紋と教えるヒントだろうか?



こんな「じょう」もある。


「冗談」が人心を揺らす。


時には、怒りまで引き起こす。


→ 「冗談言うな!」




 ■英語が教えた深意


「じょう」に関して、

こんな英語があった。



【jolt】ジョウルト

1.…を急激に揺する。

2.人に衝撃を与える。

3.驚きで落ち着きをなくす。

4.車など、揺れながら進む。



もし、聞いた人が

「冗談じゃない」と怒り出すなら、理由は確かにこれ。


→ 急激で激しい揺れ(jolt)



時に、心が揺さぶられるような悲劇や事情によって、こんな裁定が下されたりする。


「情状酌量とする」




 ■鬼の波風による破壊


人間社会が揺さぶられ、不安が生じる時、


そこに「鬼からの波」が関係している。


→ 核戦争が始まるぞ!


過去何度も叫ばれたが、

「常套手段」という表現通り、

この言葉にも『鬼の揺さぶり』が含まれているかに思える。


ショック情報を流し込み、

大きな見返りを狙うのだ。


目的は→ 犠牲者


今回の「コロナ騒ぎ」でも、それを狙っていただろう。



しかし、こんな時、

頼れるのは


→ 『宗教の山』


それは、芭蕉が教える「静」を保つ必要がある。



なぜなら、人類意識は

「未来への線路工事」だから。


(鬼の工事に「jolt」が使われている)



我々は、創造主が備えた未来を奪われないよう「山の静」で備えたい。


『山』に位置する人の心は、

鬼でも揺らせない。


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