第638話 弥勒のイエス
「弥勒菩薩ってイエス?」
「そういう感じするね」
「奇跡を起こすわけね?」
「そう、期待も最高」
「早く来て!」
・・・
辞書には、こう書いてある。
【弥勒】
梵語Maitreya(慈氏・慈尊)
釈迦牟尼仏に次いで仏になると約束された菩薩。兜率天(とそつてん)に住し、釈迦入滅後56億7千万年の後、この世に下生(げしょう)して、竜華三会(りゅうげさんね)の説法によって釈迦尊の救いに洩れた衆生をことごとく済度するという未来仏。
以下略…
確かに「イエス」にピタリと重なる。
そして、「ミロク」という言葉も。
【miracle】ミラクル
原義:不思議に思うもの、事。
1.奇跡。
2.奇跡的出来事、驚異的例。
その神は、日本で「鏡」とされている。
【mirror】ミラー
原義:見る(mir)もの(or)
1.鏡。
(真理、分別、知識の象徴)
2.反映したもの。
3.手本。
4.反射させる。
5.似ている、重なる。
神社に御神体の「鏡」を祀るが、その「鏡が来る」というのだ。
→ ミラー来る
魅力ある「ミロク」は、
現代に再臨する。
聖書では「シロ」。
「反射を返す」は、「鬼」に向けても起きるだろう。
■人を操縦する鬼
バツの悪い話には、鬼が絡んでいる。
人の頭脳を操縦し、タイミグを合わせる事が出来るのだ。
「盗み食いしようかな」
そこに、
タイミグを合わせたように、
母親が帰って来た。
「あっ! お前!」
人類社会のあらゆる場面で、こうした「鬼の操縦」が機能している。
→ 犯罪を作って処罰
しかし、ミロクはマッチポンプを行わない。
目的は「処罰」じゃなく、
「救済」にあるからだ。
そんな「弥勒のイエス」への期待は、
最高度まで高まっている。
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