第600話 人を愚かにした鬼支配

「雑草ってやだね」

  「どんな草?」

「これ!」

  「あー盗人萩!」

「もう徹底して駆除しないと」

  「これも役立つよ」

「えっ?」


・・・

我々は、鬼により愚かにされた。


『人間支配を楽にするには?』

  『愚かにすべきです』


賢いようで愚かな人類は、こうして出来上がった。


「この雑草、どうします?」

  「除草剤を使え」


毒素を大地に撒き散らした人類は、自分で自分の首を締めた。


「創造主」から引き離すため、科学(化学)技術を教えた結果、人類は毒まみれになっている。




 ■雑草も役立つ


妙な名前の草がある。


→ 「荒地の盗人萩」


これは、徹底駆除すべき悪玉なのか?



(荒地盗人萩をたべる?)

サバイバル節約術 http://www43.tok2.com/home/hatlee/0000/01_grass/nusubitohagi/0000.html



サル舎 秋の味覚|オフィシャルブログ|東山動植物園 https://www.higashiyama.city.nagoya.jp/blog/2016/09/post-2823.html


以下資料より:

…このアレチヌスビトハギの葉や種子をサル舎のサルたちに与えると皆好んで食べます。ただ、サルたちは全身体毛におおわれていますから、当然アレチヌスビトハギの種子にとって、かれらは格好のカモになります。しっぽや手足に種子をくっつけながらも無心に食べている様子はなかなかほほえましい光景です。体にくっついた種子もその後、口や指を使い食べてしまいましたので、採食に時間をかけるエンリッチメントの効果もありそうです。 秋の深まりとともに、この後、葉も種子も落ちてしまいますので、今だけ楽しめる秋の味覚です。


(引用感謝)



動物の本能は、人類の頭脳を超えている。




 ■頭でっかちの愚脳


鬼は「人類のため」など考えていないのだから、当然、動物のためも考えていない。


創造主を信じているキリスト教世界でさえ、自然の摂理に背く行為を繰り返している。



以前、「大麻草」の効能を考えたが、これほど役立つ薬草を「悪玉」と評して排除してしまった。


山野に自生していた大麻も、手間隙かけて駆除している。


逆に、弊害だらけの農薬を市場に流通させ、人類が病に侵されている現実を無視。


まず、上層部が目を覚まさなければ、「人類を愚かにした鬼支配」は終わらないだろう。


これからは、本物の神の知恵を養いたい。


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