第496話 「立場」を変えた結果を知る

「立場を変えたら変わるね」

  「何が?」

「交友関係」

  「どう変った?」

「敵と味方が逆になった」

  「へー」

「理由が不明」


・・・

それを考えた。


モーセが岩の上に立ってから、

彼の立場は変化した。


霊的な波動が変わるので、

交友関係も変化する。


ある女性は、今まで親しかった友に違和感を感じ始め、こう言った。


「イーだ!」


この言葉には「井ノ神」の名が潜んでいる。


「イー」の韻が、魔を払い、天の軍勢を引き寄せる。


但しこれは、今まで神のふりをして味方をしていた鬼の勢力を、味方から外す形になる。


鬼は「イー」の韻が嫌いだからである。


(「ヤー」の韻は鬼が好く)


※ 日本語の「日」は「ひ」と発音しているが、元々「火」とは別語である。


韓国の「金正日」(きむじょんいる)という名から推測すると、「昼」は「イル」であり、「日」も「い」に近い発音であったと考えられる。


「H」の語句を頭に補って、「ひ」という発音を構築した可能性は?


「日御子」(イルミコ)

※ それが「ヒミコ」に転じた?



恐らく、「御為ごかし」の鬼が「井ノ神」に繋がる「イ」の発音を変化させるため、「頭に敬称を入れよ」と働きかけた・・・


そう考えたりする。


「井ノ神」の「イー」が嫌ならば見なければいい。


鬼は早期に、この国を離れよ。

毬栗のチクリを止めよ。


御子を代理してそう告げたい。



鬼は「御為ごかし」を使いながら、巧妙に意気を挫こうとする。


嫌なら、見なければいい。

実に簡単だ。


「鬼を気にせず、そのままを書け」


最近思うのは、

そうした天からの触発感。


この気分は「立場替え」の結果なのだろうか?


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