第437話 三三七拍子!

「拍手って、喜びの表現だね?」

  「そう!『いい事』には拍手」

「日本人なら習慣になってる」

  「パチパチが?」

「そうじゃなく、『パン!』」

  「パンの拍手?」

「三三七拍子!」


・・・

それはとにかく、

「目出度い事」に伴っている。


「目出度い」と書く意味も考えた。




 ■全世界の問題か?


アメリカでは、ピラミッドの頂点に座る「左の目」(世の神)が、紙幣に印刷されている。


世界の経済を牛耳って来たその神が出て行くとなれば、確かに目出度い。


イエスは当時から、「その目を捨てよ」と告げていたのだろうか?



世の神は、牧羊の神でもある。

しかし、「山羊」だった。


イエスの言葉を聞いても、知らぬ顔である。



【Pan】パン

ギリシャ神話の神「パン」。

森や野の牧羊の神。

頭に角。耳と脚はヤギに似る。



ならば、日本の三三七拍子が「パンパン」と「パン」を打つと、仕方なく囲いを開くだろうか。


それも、全面的に。



【pan】パン

1.全部が…

2.一般的に…



「イョッド」(伊予)…

つまり「井ノ神の世」が来てその全面支配がなされると、


→ あらゆる問題が解決する



【panacea】パンナシーア

1.万能薬。

2.あらゆる問題の解決策。



早く成し遂げて欲しい。


そんな目出度い「いよ」を、我々も日常使っている。



「いよいよ、迫って来たね」

  「お! 開放の時?」



「伊予」(イヨッド)はとにかく、吉兆だ。



資料:愛媛県生涯学習センター

以下、資料より。


古代日本語イヨは、いわば自然発生的なことばでもあり、吉いことばであったであろう。

 以上、どの説も決め手を持たないながらも、特殊仮名遣を援用して、一応めでたい称え名と推定しておく。なお、イヨの表記として〈伊豫〉が採用されたのは、〈豫〉が好い字であったからであろう。〈豫〉は、タノシムとかヨロコブの意味で、中国の古辞書に「楽也、悦也、安也」の意をもつと注する。日本の古辞書の訓にも、ココロヨシ・サカユ・タノシビ・ヨロコブなど(類聚名義抄)とある。


(引用感謝)



 ■さ、みんなで三三七拍子!


※ この手拍子は、伊の仮眠から御子を呼び覚まし、世の全てが創造主「井之上」に支配される「夜明け」に繋がるのだ。



イヨーっ!


パンパンパン!

パンパンパン!

パンパンパンパンパンパンパン!


人類開放!

おめでとう!


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