第429話 嘆きの世界はいつ終わる?

「嘆きが出るよ」

  「どうして?」

「理解者が少ないから」

  「あー、『鬼』の知識か」

「情報社会なのにね」

  「闇夜に近いよ」

「ネットの光は?」


・・・

まだ光っていない。


検索でも、探せるかどうか?




 ■接触を避けられるのか?


人が、罪に接触して纏わり着かれないためには、「接触しない事」が最善・・・


しかし、

鬼の仕掛けが邪魔をする。


遠距離にあるうちに、

「罪とは何か」を知るなら、接触を免れるだろうか?


しかしもし、

「接してしまった」らどうするべきか?



言葉から調べよう。

「(罪に)接する」とは?


英語にあった。



【tangent】タンジェント

原義:…に接触している、…に接する。

説明:三角比・三角関数の一。直角三角形で、一つの鋭角について、底辺に対する対辺の比。また、これを一般角に拡張して得られる関数。記号tan 正接。正接関数。



要するに、「くっ付く」事。


日本語辞書では、この用語が見つかった。



【担持】たんじ



当方の辞書に説明が無い。

ウェブには難しい説明ばかり。


要するにこれは、


→ 「濡れ手で粟」の状態


水分が「担持」の役割を果たすわけだ。


次も類語だろう。



【単元】たんげん

一定の教育目的のためにひとまとめにされた学習計画。教材や学習活動を主題ごとに関連をもたせて組織したもの。カリキュラムの構成単位。学習単元


※ これも、「くっ付くもの」という意味になる。


https://www.weblio.jp/content/%E5%8D%98%E5%85%83

(引用感謝)




 ■罪に染まらないためには?


「接触しなければいい」とかの問題ではない。


「罪」そのものが、見えなくされているからだ。


まず、「罪とは何か」を知る必要がある。

(以前も考えたが再度)



罪とは・・・

食べるものか?

飲むものか?

行為を指すのか?

環境を指すのか?

同化する事か?



ヘブライ人には「着るもの」と言う認識があり、罪に遭遇すると着物を引き裂いた。


罪は、手を突っ込むだけで吸着する場合があるが、


事前に、その詳細説明を求める事は出来ないだろう。


濡れ手に粟が付くように、

濡れ衣を着せられるように、


→ 「罪」は纏わり付く



また、

「罪の上塗り」という表現もある。


ペンキ塗装のようなものであれば、塗り消してもらうのは可能かに思える。



車はぶつけても接触しても罪な行為だが、進路を保つガードレールがある。


しかし、そのレールとの接触も罪になってしまう。


進路を正確に保つ事・・・


「道を外れる」のは迷いであり、その迷いを引き起こす「罪」自体が目に見えない。



精神的な理解が必要なのに、鬼は「規則」を増やして対処しようとして来た。


これにより、人は更に盲目になる。


人を悲しませて罪・・・


この定義なら、正義が人を悲しませる事もある。


悪人じゃなく、正義の人を悲しませるのだ。


それは何故か?


「偽の正義」だから。




 ■接触しなくても


「ニアミス」も生じる。


罪は物質じゃないから、「雰囲気」や「空気」からも影響される。


そこに近寄ったり浸り込んだりするだけで危険なのだ。


コロナ予防の精神だけに限らない。


「罪に染まる」というからには


→ 環境


→ 罪の交わり


社交家は、知らずに「罪の会合」に座ることさえあるだろう。


それを媒介するのが、見えない存在「鬼」である。


鬼そのものを除菌出来るなら、徹底排除も可能だが、その方法は誰も知らない。



罪が嫌なものだとしても、相手から寄って来るなら避けられない状況。


鬼はそうした奴らである。


鬼そのものが罪であり、接触も交わりも御免である。


しかし奴らは「神」に化ける。


子供に、気配も臭いも実感も無い鬼神を「避けろ」という方が難しい。



「罪から逃げる」というテーマが送り出す難問は、これ程多いのだ。


罪の種類を考えても…

切り分けを考えても…


ナビが無いと、人は罪を避けられない。


昔から、ナビが出来るのは

「神の人」。


だが、自分の側にいるとは限らない。


判断を仰ぐ神は遠く、近い環境に鬼がいる。



タンジを避けるための

「探知能力」が欲しい。


→ それは与えられていない


真剣に罪を考えるなら、定義ではなく「探知」が最優先になる。


「隠された神輿」は、それを提供していたのだろう。


人から光を奪い、探知能力を奪って罪の中に彷徨わせた鬼は最悪の存在ではないか。


増々鬼が憎くなる



聖書というガイド資料が有っても読み方が判らない。


これで皆が苦労している。


アドバイスが欲しい。


個人所有の小型神輿などは無いだろうか?


常に警告を与えて貰えたら有り難いのだが。




 ■結論は「情報」精査


鬼は自分を隠すため、

闇を広げている。


「鬼退治」で検索すると、茶化したデータしかヒットしない。


アニメや漫画やその他の情報で希釈され、本来の鬼が持つ危険性や冷酷さが覆い隠されている。


これは、鬼の常套手段である。


例えば、「陰謀」という情報をを隠すため、アメリカのスパイ組織が編み出した言葉がこれ。


→ 「陰謀論」


→ あいつは陰謀論者だ



このセリフだけで、本物の情報まで笑い飛ばせる仕組みが構築されている。


だから、情報社会の中でさえ、陰謀に気付かない呑気な精神が蔓延してしまった。


鬼の陰謀は実在し、それはごく一部の人にしか読めなくなっている。


情報社会が実は「闇社会」と化しているのだ。


「嘆きの世界」は、いつ終わるのだろうか?


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