第252話 散らす者と集める者

「裏で凄い働きがされてるよ」

  「どんな話?」

「核兵器に関して」

  「あー、戦術核は分散してる」

「集めるのも大変だよね」

  「それを今、やってるとか」

「やはり空気が変わったね」


・・・

そういえば、聖書が教えている。


御子の敵である「散らす者」が支配する時代、散らされるのはまず羊。


イスラエル12部族はその通りにバラバラだ。


「散らす者」はまた、物騒な兵器も世界各地に散らしている。


それを集める事が出来るのは・・・


→ 御子


この時期、御子の力により作戦が遂行されているらしい。




 ■思考力も散らされた?


「気が散る」という言葉が悩ましいのは、私だけじゃないだろう。


考えが纏まらないので、実に愚かに行動してしまう。


例えば社会的に・・・


→ 重箱の隅を突付く


法の細部に拘り、

「この適用が緩い」・・・とか、

「少しズレがある」・・・とか時間を浪費しても効果が少ない。


そのような上層部が支配を続ける夜の時代に、民は疲弊していた。


ここに来て、「集める者」からの霊波が変化をもたらしている。


御子の感性が援助すると、人は日の丸の「円」の中で効率よく考えが纏まるのだ。


我々の生活も、大きく変わるだろう。


その時、散らす者と集める者のあまりの違いに驚くのかも知れない。


世界全体が。


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