ずっと不登校引きこもりだった。
@ukyo1218
第1話 この時はまだ普通の子供だった。
「こーい!」この時僕は12歳。僕の名前はuにしておきます。小学2年生から習っていた硬式野球に夢中で毎日が楽しかった。僕は妹が一人いて、お母さんとお父さんが幼稚園の時に離婚してからお母さんと妹と3人で暮らしていたが、お母さんがうつ病になってしまい小学3年生からずっとおばちゃん家で暮らしていた。
正直、授業参観や野球の送り迎えなど僕だけおばあちゃんしか来なくて周りの友達から「どうしてuくんのところはいつもおばあちゃんしかこないの?」と言われたり少し寂しかったが、今思い返せばおばあちゃんは仕事忙しいのにいつも来てくれて感謝しかないです。
でも、まだ幼かったあの頃は寂しかったし、苦しかった。
12歳小学6年生だった僕は野球少年で、明るくて勉強もスポーツも出来ていたのでクラスの委員長をやったり比較的男子にも女子にも好かれていました。
ただ、別居していたお母さんの病気の状態が酷くて、おばあちゃんと取っ組み合いになって度々警察沙汰になったり家庭内は最悪の状態でしたが、学校や友達と遊ぶこと、野球が楽しすぎてそんなことを気にしないくらい毎日が幸せでした。
野球に没頭していた僕は、地域の選抜チームに召集され、東北大会で3位を取るなど将来はプロ野球選手になろうと毎日頑張っていました。
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