天才バスケ少年の一生
スズキ タケヤス
第1話 ~プロローグ~
「まだか、まだなのか~」
「どっしりと構えてなさいよ」
「ドキドキ、わくわく」
「ひっひっふー、ひっひっふー」
「おぎゃー、おぎゃーーーー、」
20○○年、4月25日の雲一つない快晴の天気の中、岐阜県のある夫婦の間に身長50㎝、体重3.5㎏の元気な一人の男の子(主人公)が生まれた。
生まれた男の子の名前は恭弥(きょうや)。恭弥の両親は次期社長確定のエリートな父親、河合孝彦(身長185㎝の細マッチョ)と元モデルで現在専業主婦の母親、河合理子(身長165㎝のモデル体系)。
二人にとって初めての子供であり、祖父や祖母など家族一同恭弥の誕生を心から喜んだ。父、母、2組の祖父母と恭弥の7人家族になり、祖父母それぞれの家と両親の家の3軒が並んで建設してあり、少しお金持ちの家庭。
どちらの祖父母もなかなかの小金持ちで父方の祖父はスポーツ選手として稼ぎ、母方の祖父は代々続く老舗旅館の経営者として金持ち。
けれど家族の中ではバスケをしている人はおらず、父方の祖父、河合隆史が陸上の走り高跳びの日本代表でその後スポーツ系のトレーナーとして活動していた。
この祖父が孫を可愛がりながら幼い体に英才教育を恭弥の知らないうちに施す強者である。
「この孫はワシが強い子に育てるぞ!」
そんなこの物語は少し金持ちな一般家庭から天才バスケ少年が誕生し、瞬く間に世界にその名を轟かせる物語である。
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