第2話 入学式

 「あぁ、人が多いな」

 

 人が多いのが苦手な月はそう声にした。


 「ねぇ、君!」


 誰かが呼んでるなと、思ったが無視した


 「そこの静かな人!聞こえてるんでしょ!」


 やれやれ面倒だと思いながら


 「何でしょうか?先輩」


 「君名前なんて言うの?」


名前を聞くのはいいが自分から名乗れよな


 「相澤 真琴です」


俺は偽名を使った。関わられたくないから


 「そ、入学式頑張ってね」


先輩はそう言って去った。

  

結局名前なんだったんだろう?


そんな事を頭に入学式へと向かった


 『ざわざわ』


 「静粛に!」


ざわついていた、体育館が静かさを取り戻した


 あれが生徒会長か?俺はそんな事を考えていた。


 「まずは入学おめでとう。私は生徒会長の夏凪 聡明。  

一言、、、ここは実力が全てだ!平均がノルマより下回った場合、退学だ」

  

 「退学と言っても、助かる方法はいくつかある。


 一つ、救済処置を受ける。具体的な事は退学になにそうになれば分かる

 二つ、知人にポイントをもらい成績を買う

 三つ、最難関の問題を解き9割以上を取ること

これら三つが助かる方法だ!

 最後に一つポイントにはたくさんの種類がある、 

・学力のポイント Gポイント

・生活をする上で必要なポイント Lポイント

・ペナルティを犯した者に与えられるポイント Pポイント

これらのポイントで買えないものはない

 それと、詳しくはショートルームで各教室で説明を受けろ。


 実力を見せろ」


生徒会長はそれだけ言って去っていく。


 

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