第18話 おっぱいで戦う者
そういうわけで、神崎たち
ところでであるが、神崎次郎は異世界の生き物を見ることができる。
そこで、その異世界のことについて少し書いてみようと思う。
先日、佐藤賢市、71歳が幽霊として異世界に転移したことを書いた。
佐藤は、ぷかぷかと異世界を彷徨っていると、女戦士がゴブリンと戦っていた。
「爆乳っっっっっ!!!」
女戦士がそう叫ぶと、胸が巨大化し、着ている上衣がはり裂け胸が露わになった。
「おっパンッチーーーー!!!」
女戦士は、巨大化した胸でゴブリンをパンチした。
ゴブリンは数十メートルは吹き飛ばされると、黒い霧と化して消えた。
もの凄い威力のパンチである。
佐藤は、驚愕した。
この世界の女はおっぱいで戦うのか!!!
女戦士は佐藤の方を向いた。
巨大化した胸はそのままだ。
「何を見ている?」
佐藤は胸をガン見していた。
***
さて、神崎たちであるが田中のところへたどり着いた。
情報屋の田中は、ネットカフェに住んでいる。
セイヤは真っ昼間から寝ている田中を叩き起こした。
「うわ、セイヤさん何ですか? いきなり」
「うわって何だ?」
「い、いや何でもないです。
私に何か用ですか?」
情報屋の田中は裏社会の人間という風体ではなく、見た目はごく普通のサラリーマンという感じであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます