悪役令嬢ですけど…コミュ障…なんです

蜜柑

第1話転生って…本当にあるん…ですね

「おはよう!」


「おはよう!」


朝、様々な所から挨拶が聞こえてきます


わ、私も…挨拶を…


「お、おは「ねえねぇ、最近の漫画見たー?」


「見た見たー!凄いイイよね!」


…今日も、失敗です…


あ、初めまして…私、神咲 今日華と申します…


かんざき、きょうかと読みます


是非覚えて下さい…あ…いや…強制じゃないですけど…


…すみません


…あっ、簡単に謝っちゃいけないんですよね…きーちゃんが言ってました…


「貴方様は自己評価が低すぎます!もっと自信をお持ち下さい!」って…


…でも、自信ってどうすれば…分からないですし…


面白味のない性格ですから…友達もきーちゃんしかいなくて…


…いや、きーちゃんは私のメイドさんだから、友達って言っていいのか分からないですけど…


…あぁ、また思考がどんどんマイナスに…


せっかくの学校…お友達を作る機会なのですから…


…頑張りましょう…


ガチャッ


…これは夢でしょうか?


真っ白な世界に来てしまったのですが


「神咲 今日華さんですね?…大変申し訳ありませんでしたァァァァ!」


…誰でしょうか?


「…私、貴方を殺してしまった神、いや紙ですぅぅぅ!」


…私、何か罪を犯したでしょうか?


「いいぇえ!貴方様はとぉってもいい子です!寧ろこんな天使顔負けの子を死なせてしまったなんて…私はなんて失態を!うわぁぁぁあん!」


「あの…取り敢えず…落ち、ついて…」


床に膝ついてて…痛そうです…


「こんな私にも慈悲をかけて…私より貴方の方が神に向いてますっ!」


色々分からないや言動はありますけど…まずは…


「なんで…私…思ってる事…わかるんですか…?」


これが…1番、知りたい…


…こんなに、きーちゃん以外に、話せたの…久しぶり…


…嬉しい…


「グハァッ!神より神々しい子がここにいる…!」


…変な…人…


「それで…結局…私…なん、なの?」


「ハッ!ええええっとですねぇぇ!その…私神…紙として寿命を管理する仕事をしていまして…」


…今、わざと…発音言い直した…


「そっそれでででですね?!私仕事が遅くて三徹してて…最後に書いた貴方だけ、寿命書き間違えちゃったんですぅ!ううっごめんなさい…」


「どの、くらい?」


「えっと…81歳を18歳に…」


「そう………です…か」


「ああああやっぱ辛いですよねやばいですよね本当申し訳ありません力の限り殴って罵って下さって構いません!」


…つまり…死んじゃったのか…


「え、えっとそうですね!あのまま教室に入っていたら何故か撃たれて死んでおりました!せめて痛い思いはして欲しくなかったので、こちらの世界に転送したのですが」


…そう…


「あぁ、ほんとにごめんなさ「いい…ですよ」へ?」


「だから…大丈夫、です。だって…神様、仕事しただけ…最善…尽くしてくれた…それで…もういい…です」


「…です」


「?」


「いい子過ぎですぅぅううううう!貴方はもう少し負の感情を持った方がいいと思います!ずっと自分のせいにしたら、身が持ちませんよっ!」


「あ…えと…」


「ともかく!このままにはして置けません!貴方には記憶を持ったまま転生して貰います!転生先はランダム!だけど近くに特典付けましょう!後で確認してね!あと要らないと思うけど私の加護もあげちゃう!来世幸せになって!はい頑張って!さようなら!」


「…えっ」


そう神様は言って…私はいきなり大きな、扉の向こう側に行かされました


意識が薄れていくなか、思ったのは…


…転生って…本当にできるのですね…


私の、感想は、これでした…


ーーーーーーーーーーーーーーーー


作者ご挨拶


こんにちは、この作品を読んで下さり、誠にありがとうございます!


今回初作品…ではなく、アルファポリスで投稿しているのですが、カクヨムでの初投稿となりました!


基本はアルファポで書いているので、こちらの更新は遅くなってしまうかもしれません


完結は保証致しますので、ご安心を


カクヨムではごりっごりのR18の物を書きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します(o_ _)o(アルファポリスは全年齢向けとしています)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る