第5話 安堵



僕の一日が終わり過ぎ去ろうとしている


ベットで横になると見えた月はまん丸で


僕を煌々と照らした



何千年前の人達も同じようにあの月を見て


夜の闇に光るその神々しさに震えたのだろう



全てが流れゆくなかで


変わらないものがある不思議


その不思議に出会えた時に


人は安堵を覚えるのかも知れない


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