Something droppedー零れ落ちた何かー

小鷹リク

第1話　琴線



何かが心の端っこを突っついた


びぃんと音を鳴らした


これって琴線に触れるって言うんだろ


僕の心の柔らかいどこかに


そっと触れる時も


突撃してくる時もあるけれど


今日のは、優しくそっと触れた


知らずに微笑んでしまった


感性に聴覚に視覚に認識に反射して気づく


僕の琴線は結構敏感



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る