声劇台本２人用「「巷で話題のあのゲームの続編が出たって！？でも、俺やった事無いからわからないからお前ちょっとやってみてって言ったらよくわかんなくなっちゃうことってあるよねっ☆」」

「巷で話題のあのゲームの続編が出たって！？でも、俺やった事無いからわからないからお前ちょっとやってみてって言ったらよくわかんなくなっちゃうことってあるよねっ☆」

Ａ

Ｂ

男女不問

Ａ：あーー、やっと買えた！！

Ｂ：それ何？

Ａ：こないだ発売されたゲーム！

Ｂ：ふーん

Ａ：うわぁ…自分から聞いといて、その興味の無さは、もう新手のイジメやで？

Ｂ：ゴメン、ゴメン…でもホンマに興味無くて（笑

Ａ：「Ｂ」はあんまゲーム、せんもんな

Ｂ：誰がゲーム専門やっ！どっちか言うたら、映画専門なっ

Ａ：あっ、そっちじゃないし、その情報も求めて無いしっ

Ｂ：お前が言わせたんやろ？

Ａ：どっちか言うたら、嬉しそうに発表してたけど？

Ｂ：あれ？そうやっけ？

Ａ：残念ながらね？

Ｂ：そっか…じゃあ、しゃあないな

Ａ：何がかは、もう聞かないようにするわ

Ｂ：それで、どんなゲームなん？

Ａ：あ…やっぱり気になる？気になるよなぁ？

Ｂ：今ので一気に冷めたわ（笑

Ａ：ってことは、やっぱりアツくはなってたんや

Ｂ：あー、しつこいっ！！ホンマあぁ言えば、こう言うよな！

Ａ：Ah〜Forever、for you？

Ｂ：……

Ａ：せめて、何かは言ってあげてっ！

Ｂ：ナニカ

Ａ：イヤ、何かは言って欲しいけど「ナニカ」って言って貰っても困るんや

Ｂ：よぅ喋るやん

Ａ：うるさっ！

Ｂ：ボリュームは絞ってるよ？

Ａ：音が大きくてうるさいんじゃ、ないねんや

Ｂ：言葉数も少ないけど…？

Ａ：せやな、さっきから８:２ぐらいで、こっちが話してるからな

Ｂ：７:３やろ？

Ａ：それ食い下がらなあかんかった？（笑

Ｂ：要るか、要らないか決めていいの？

Ａ：任してもロクな所に行かへんやろ？

Ｂ：それは、まぁ期待されると…照れるから

Ａ：めんどくさっ（笑

Ｂ：エイドリアン！？

Ａ：もう、耳どないなってんの？

Ｂ：綺麗な曲線描いとるやろ？

Ａ：そのドヤ感何！？

Ｂ：耳だけは良く褒められるからな

Ａ：あんま形褒めるん、珍しいけど？

Ｂ：え？

Ａ：だから…普通聴力褒めるやろって！

Ｂ：え？

Ａ：ホンマに形だけかい！

Ｂ：だから言ってるやん！

Ａ：そこは聞こえんねんな！ってベタベタか！

Ｂ：体液の話？

Ａ：ホンマにうるさい！

Ｂ：はいはい

Ａ：もういい！勝手にゲームするわ

Ｂ：結局どんなゲームなん？

Ａ：えっとな…良くあるＲＰＧなんやけど

Ｂ：ロケットランチャー！？

Ａ：ゲームやから、リアルバトルじゃないから

Ｂ：この、テロリストめっ！

Ａ：あーー、話が進まん！

Ｂ：誰のせい？

Ａ：自分の胸に手を当ててみて？

Ｂ：心拍正常です！

Ａ：ダメかもしんない…

Ｂ：頭が？

Ａ：そこまで自覚はあるんや（笑

Ｂ：可哀想にな

Ａ：あ、こっちに向けてたのね！

Ｂ：自分の胸に手を当ててみたら？

Ａ：……

Ｂ：御臨終です…

Ａ：殺すな！ってか、ゲームの説明要る？

Ｂ：要る！

Ａ：今回のは、前の続編で伏線回収編みたいなやつやねんけど

Ｂ：え？前作全部伏線なん？

Ａ：まぁ、あながち間違ってないかな

Ｂ：ちょっと興味出てきた

Ａ：せやろ？しかも終わり方が、いかにもって感じやったから、ずっと待っててん

Ｂ：映画みたいやな…

Ａ：最近のゲームは、なかなか凄いよ

Ｂ：どういう所が？

Ａ：そうやな…このゲームは続編で前回のデータ引き継げるんよ

Ｂ：ＲＰＧやのに？

Ａ：そう！だから１からレベル上げる必要が無くて

Ｂ：それやったらやろかな

Ａ：お前、前作のデータ無いやん

Ｂ：でも、２だけ買う人も居るからケアしてるんちゃうん？

Ａ：ちょっと待ってな……あっ

Ｂ：何？お腹の三つ子が産まれそう？

Ａ：そういう行為はした記憶がありません！

Ｂ：じゃあ…寝てるうちに……

Ａ：最後まで気付かず寝れるか！

Ｂ：なんや…せっかく名前付けれるチャンスやと思ったのに　

Ａ：一生背負うモノをノリで決めるな！

Ｂ：それで…ゲームの方は？

Ａ：お前から、脱線させてるのに…えっと……前作のダウンロード、させられるみたいよ？

Ｂ：じゃあ強制的に１からやらされるんか…

Ａ：そうみたいやね

Ｂ：じゃあえぇわ、でもやった気分味わいたいから、再現して

Ａ：は？どういう事？

Ｂ：だから、１のラスト辺りの引っ張る所を、ここで再現して

Ａ：そんなん、出来る訳…

Ｂ：出来る

Ａ：何を根拠に！？

Ｂ：「Ａ」やから

Ａ：何この絶対的信頼（笑

Ｂ：とにかくやって！

Ａ：わかった…いろいろあって魔王の所に勇者が行く

Ｂ：定番やな

Ａ：貴様…何故人間がこんな所に居る！？

Ｂ：ほう

Ａ：何故？それはここは人間の世界だからだ

Ｂ：ん？

Ａ：我々魔族が慎ましく、暮らしている平穏を乱すのは、お前達人間じゃないか？

Ｂ：あれ？

Ａ：魔族如きが、人間様に口応えするなんて…偉くなったもんだな…

Ｂ：コレ？どっちが正義なの？

Ａ：魔）魔族が、魔族の誇りを持って何が悪い！

人）黙れ、黙れ、黙れ！誇りだと？チリの塊を集めても、ゴミにしかならない

Ｂ：ねぇ？

Ａ：魔）この…本当に怖いのは俺達魔族じゃなく、集団で力を奮う…お前達人間だろ

人）個の力では敵わないからなぁ、だから人間は頭を使うんだ、知恵を使って、お前達魔族を根絶する方法を見つけたんだ

Ｂ：なぁＲＰＧって…剣とか魔法使った武力行使やけど？

Ａ：魔）それが…非力な人間共を使って、混血を生み出し、純粋な魔族を減らす…これじゃどちらがマモノかわからないな　

Ｂ：おっしゃる通り！あれ？これ魔族か！敵なんよな？

Ａ：人）あとお前達さえ倒せば、この世界は人間様の血が入ったモノしか居ない…さぁ死んでくれ…いや、殺してやる！

Ｂ：うわぁ…ダークファンタジー…

Ａ：って思うやろ？でもゲームをやればまた、感じ方も違うし、何よりこの続編でどうなるか…楽しみやわー

Ｂ：うん…また、クリアしたら教えて？

Ａ：ここまで聞いて、やらへんの！？

Ｂ：やっぱりゲームは、せんもんでね

Ａ：それはどっち！？

fin