この気持ちに名前を付けるならば~

猫屋敷いーりあ

第1話 比嘉丹神社~行ってきます!~

いつか、世界は変わる日が来るのだろうか?

見慣れた日常達が思い出に変わり、詰まらない日々が懐かしく思える日が来るのだろうか?

町が、道路が、家が、学校が、空が、海が、山が、川が、人の声が…。

挙げればきりはない、身の回りの全てが変わる日が…。


そんな妄想と空想と夢物語が入り交じった眼を脳内の隅に追いやり、目の前のテクノロジーに目を向ける。


先人の知恵の結晶とJ―POPのミュージックが現実へと引き戻し、詰まらない数字の羅列が今を思い出させる。

目の前には、ドラゴン・トロール、全ての者を魅了する姫ではなく、金髪の男女と、ドラゴンの様に大食いそうな中年がこちらを見ている。


「1760円になります。有難うございました。」


日常は現実で、現実は絶望だった。

親に言われるまま歩いた道、そこには自分はいない。


今日でフリーターになって3年目の誕生日だ。

あと何年すれば自分の道を歩けるのだろうか?

前に進めるのだろうか?

いつまでここに居ればいいのだろうか?


誰か「もういいよ。」と言ってはくれないだろうか?



「依天、今日でクビだから。お前さ、接客向いてねーから。お前のクレームうちの系列で№,1だから。俺の評価下がるからさクビ。今月の給料振り込んどくからじゃーな。」


「ロッ…カーの鍵置いておきます。ありがとうございました。」




何度目だろうか?光が隠れ、闇が広がり、全ての生き物が静まりかえる道。

本当に何度目だろうか?バイトを初めてした頃に感じた息の詰まるほどの胸の温度を感じる事は今はもうない。

胸の中に鉛が溜まっていく。この気持ちを何と呼べばいいのだろうか?きっと名前のついているこれの名を、まだ呼びたくない。呼ぶことはできない‥‥。




見慣れた家の窓から漏れる光を温かいと感じた頃は、とても遠い日の事だったと記憶している。

今はあの光さえも、鉛に変わってしまう。


「‥‥ただいま。」



誰もいないはずはないのに‥‥。

いやっ、誰もいない。そんな空気は昔からいつだって漂っている。

重い空気と眩しすぎる蛍光灯の光。

早く、早く、早く早く早く早く‥…部屋に…。


「依天、お帰りなさい。店長さんから電話があったの。あの方とても失礼な方ね。依天には接客が向かないですって、本当に失礼な人。お母さん御爺様に頼んであの方を店長から外してもらおうと思っているの。」

段上から降ってくるぬるい声が急ぐ足に絡みつく。

母は、今日も赤い口紅と白いエプロン。鈍い光を帯びた目で微笑んでいる。


口が渇く。それでも何かを言わなくてはならないそんな空気が流れる。

「………!!なっ‥な…んで」

音のない言葉と空気が混じった穴からは疑問符だけがでた・・。


「なんで?あの方が依天の事を何もわかっていないのに、接客に向いてないですって?なにが分かるのかしら?そんな方が店の長だっていうじゃない?そんなのってあんまりよ。ねぇ依天・・。依天の事を一番理解しているのはお母さんよ?きっと御爺様も分かってくださるわ。そんな事より、依天もうアルバイトなんて行かなくていいのよ?依天がどうしてもっていうから仕方なく……。依天はあの大学に入るために今は充電期間を過ごしているだけなの!!試験の前に体調を崩したり、交通機関なんかに邪魔されているだけ、依天の実力はお母さんが分かっているわ!アルバイトなんかしなくても、お家でお勉強しましょう?ねぇ?依天?」


逃げたい…。

取りあえずこの場から。

でも、自分には逃げる場もなければ、それを実行する度胸もない。

「きょ…今日はもう…。」


「そうよね!疲れたのよね?ご飯とお風呂はどうする?もうそろそろお父様が帰っていっらしゃるから一緒に食べましょ?」


「い…い!いらない!食べてきたから……寝る。」


食べてなどいない。もとから食欲など取るに足らないほど鉛が溜まっている。

もう嫌だ…もう誰も何も…こちらを見ないで欲しい……。

どうしようもない、重圧が部屋を覆う。

もう、夜の闇と一緒に溶けてしまいたい。


布団に潜り込んで何時間たったのだろうか?

闇が光に変わりはじめている…。

「行こう…。」


気が付いたら声に出ている。

久しぶり音のする声は、決意というよりも希薄で虚ろなものだったが、確かに決意した響きを持っていた。


履き慣れた靴で、見慣れない道を走る。

走るというより縺れる足と悲鳴を上げる肺は、真新しい空気を吸うには容量が狭いようだ。


物悲しい色と温かい色を合わせた夜明け前の空は、胸の鉛を1つが消してくれるような気がした。

…青い蒼い……綺麗な光…この景色を見る時だけは自分が居てもいいという感覚を錯覚する。

どこまで来たのだろうか。

ここは、どこだろうか。

足の痛みと肺の苦しさで周りの景色なんてどうでもいい。

どれだけ走ったのだろうか、見慣れない街。

呼吸をする為にだけに開かれる口が、鯉のように動く。

少ない体力が、悲鳴を上げ休憩場所を求める。

立ち止まった場所は、住宅街から少し離れた場所。

右に行くと山の中に続く階段があった。

自然と足は、山へ続く道へと進んでいく。

山に登るのなんて小学校の遠足以来だ。

木で出来た階段の段差は、きつく膝がミシミシと音を立てている。


山頂と思われる場所につく。街並みを見下ろす。


見下ろす街並みは、朝の静けさが支配している。

走っている間に、空の色が濃くなっている。

……。

………。

……………。

この街はこんなに。

こんなに綺麗に見えるものだったのだろうか。

届くわけじゃない。

朝日に染まった雲に手を伸ばしてみる。

分かっている。

分かっているんだ。

でも…。

でも、だって…。

どうすれば…。



「誰かー助けてーわぁ~私はどこにいるのー。誰も誰も誰も・・誰も私を見ていない…ここにいるのにぃ…誰かもういいよって……誰かいってよぉ。」


吐き出した声は、空気を震わせるほどの熱を持っていない………。

けど…………。

肺に詰めた空気が持たず、後半は擦れた声になっていく。

こんな事をしても、何も変わらない事は分かっている。

それでも……。



「もういいよ!」




「!!!?」

背後から人の声がする。驚きが体を縛って動けない。

辛うじて動いた首を後ろに向ける。

少し離れた場所に箒を持ってこちらを見る男性は目を丸くさせている。

こんな早朝に人に会うとは思わなかった。

しかも誰にも聞かせるつもりも、聞いてほしいとも思わない内容を聞かれてしまった。


「助けてって叫んでる人がいたから来たんだけど・・・も?」

目の前の男性は、不思議そうな眼でこちらを見ている。


きっと、緊急だと勘違いさせたんだ・・・。


真新しい空気の中、吐き出す息と強く暴れる鼓動を抑えつけ、一歩下がる右足と恐怖と恥に歪む唇で言葉を吐き出すのは、難しい。

急速に冷えていく頭が、声帯を震わせた。

「……誰で…すか?」


「助けに来たヒーロー…というよりもここ一応神社だから【神様】かな?大丈夫?取りあえず、よろしく?」


脳内を支配する恥が、グルグル回る。


見知らぬ人への恐怖心よりも、自身の行動への恥が上回った。

こんな事、母に知られたらどうしよう。

どうすればこの場を逃げられるのだろうか?

そもそも、なぜこんな場所に人がいるのか?

混乱と恥と警戒心と疑問を含んだ目で前を睨む。

必要があるかわからないが、精一杯の抵抗する。


差し出された手と温かい眼………。

でも自称神様の知らない人間どう見ても危ない…。

それになんだか軽薄そうな……匂いもする。


「結構です。」

結論は、「何もなかった」と言う事にして逃げる事を選択する。


「えぅっ!!?いやいやいやいや!バッサリ!でも助けてって言ったじゃん!助けるからさ!待って!ちょっと話とか聞くからさ、なんなら朝ごはんとか奢るからさ!待って!」

慌てる男性に反比例して、逃げる足と思考。


「大丈夫です。朝食べてきたし。」(グッ~)

(恥の上塗り)自身の思考を占める言葉がすぐに浮かんだ。生き恥を晒したくないのに……。


「「………。」」


「食べたの?鳴ったよお腹?それに今、朝の4時30分前だし朝食べてないよね?」


「……間に合ってます。」

逃げたい・逃げたい・逃げたい。

その一心なのに、目の前に人は、なかなか解放してくれない。

こんな見知らぬ人の誘いを普通は受ける事は有得ないのに…。


「分かった!じゃあ、俺が食べたいから、一緒に食べてくれない?何かの縁じゃん?!お願いしまーす。」


「!!いっや土下座しないで下さい。」

土下座など、生で見たのは初めてだった、しかも自身に向かって。

思考の全ては警鐘と逃亡を指示しているのに……。


「お願いしまーす!!君がうんっていうまでこのままだけど‥……(笑)。」

意地悪そうに笑う唇と眼が「早く」と言っている。


「…………わっ……かりました。」

なぜ今、返事をしたのだろうか?

目の前に人の行動と自身の思考に大いに疑問と困惑を抱きながら、これからどうするべきかを考える。

まずは、相手の行動……理解はできない

次に自身の思考……理解することはできない。


「しゃー!!!じゃあ行こう!俺ん家ここだから!あっ俺は市川明佳(いちかわ あすか)っていうから!気軽に呼んで!な!」

「神様じゃないですね・・・名前」

なぜ、自分は今皮肉を言ったのだろうか?相手のペースに嵌ったのかだろうか?

あの眼で見られたからなのだろうか?

「!!!!あっーカミサマデスヨ?アスカじゃないよ?きっ君は?」

「藤城依天(とうじょう いそら)人間です。」

少し、泳いだ眼が三日月型に笑う。

「依天かよろしく!まぁいいや!ばっちゃの飯は美味いから食べていけな!」



変な人?がいる。見たこともない眼をして……。

見たことのない顔でこちらを見る……。

自分はなぜ、初めて会った人に着いて行っているのだろうか?

自身の行動と思考が大いに自身の常識を破ってくる。

でも、何故か信用してもいいそんな気がした。


「…そ……いそ…依天!着いたぜ!俺の家!比嘉丹神社(ひがたみ)!」

「比嘉丹……?」


古びた朱色の鳥居に似合わないくらいの立派な狛犬がいる。

朝の光の中にある神社がこんなに厳格的な空気を醸し出しているのだろうか。

それとも、自分にとって、神社が馴染みのない物なだけだろうか。


鳥居から一歩入ると空気が変わった。

今までは、爽やかな空気の中に物悲しい匂いが漂っていた。

今は、なんだか張り詰めた様な、背筋が伸びるようなそんな空気が流れている。

朝の空気はとても好ましいと感じていたが、この空気は心が見透かされているような気がして何だか落ち着かない。


「そっ!比嘉丹神社!この神社は、大昔に居た比嘉丹様っていう神様が光の差さないこの土地の民を憐れんで、陽の女神と一緒にこの土地に住まわれた事が由来だと言われている由緒正しい神社なんだ!」


「……そうなんですか。」

何か返事をしておかないといけないような気がした。

そんな事より、逃げたい気持ちが7割とここが神社だったという驚きが3割。

相手の話を聞いている心のスペースはない。


「えっ!以上?由来譚聞いて感想がそれで終わりなの?なんかあるじゃん!日の女神って誰なのとか?なんかないの?」


「…………女神って…誰ですか。」

特に興味はないが、疑問を持たない事を疑問に思う顔で覗き込まれて戸惑う。

いきなり、神社の由来を語られたところどうしようもない。


「それはねぇ~!」


「明佳―どごいったー!朝飯だー!!」

「!!めしだ~ばっちゃ!めしー」


張り詰めていた神社の空気ぶち壊すをような、少し太くて低い声が神社に響いた。

その声に自称神様は、驚きよりも喜びの声をあげ、走っていく。


「依天―来いよ!朝飯食おうぜー」


「………はい。」

さっき会ったばかりの人が呼ぶ名前が、自身の名前だと気づくのに時間がかかった。

久しぶりに自身の名前を呼ばれた気がしたのは嘘ではないと思う。


「ばっちゃ!依天だ!依天の分の飯もくれ!」

「明佳~あんた~どこで声かけて来た~!」

「さっき神社の裏で泣いているの見つけてさ、連れて来た!朝飯まだみたいだったから誘った。」

「あんなとこでかぁ?……まぁー朝飯たべるか?」

「泣いてません!じゃなくて、突然・・・ほんとにすいません。やっぱり、帰ります。」

「いやっ!ちょっい!ばっちゃ怒っているわけじゃないって!なぁ!ばっちゃ!」


市川さんに連れてこられ、御婆さんが作った朝食をご馳走になる。

全く理解に苦しむ行動が目の前で繰り広げられる。


「……すわんな。なんて名だ。」

当然の疑問だろう。家族が見知らぬ人を連れて帰ってくるという異常。

素性を確認するのが常識だと思う。


「藤城依天です。21歳で今はフリーターしています。」

簡単な自己紹介。こんな事で納得はしてくれないだろうか?


「家族はどうした?こんな朝早くに女一人でこんな山奥の神社になんの用だ?」

「ばっちゃ!ストレート過ぎだって、それ俺が聞こうと思ってた奴だし!」


どうしよう。

傍から見れば自身の行動は、不審人物のなにものでもない。

外出していた原因・・・。

その原因は言葉には言い表せない。

しかし、嘘をつく勇気もない。

御婆さんの眼は神社の空気と同じに見える。

「あの…えっと家族は……多分…家で寝ています…。それで‥‥。」

「依天無理に言わなくてもいいから!なぁ?」

「朝日が見たくて…ごめんなさい……。」

けして嘘ではない、しかし正解でもないが……。

「まぁ…いい、早よう飯食わんか。二人とも」

「あぁ。依天も食おう?」

「はい。……ありがとうございます。」


今ので、良かったのだろか?

でも深く聞かれたところで応える答えは持ち合わせてはいない。


純日本の朝ご飯。焼き魚・出し巻きたまご・金平ごぼうに味噌汁にご飯。

それと見慣れない漬物がある。

「それか?それはイブリガッコで言う漬物で、隣の本村のばあちゃんがくれたやつ。うまい?」

「はい。」

「俺は苦手なんだけどな。(笑)でも、うまいだろ?ばっちゃの朝飯!」

「はい。とても美味しいです。」

何年ぶりだろう、コンフレーク以外の朝ご飯を食べたのは……。

和食が無形文化財になって和食ブームだと世間が騒いでいた気持ちが分かった様な気がした。



「ありがとうございました。これで帰ります。」

「また来いよな?一緒に飯食おうぜ!」

「はい…。ありがとう……ございます。」

自分は、朝ご飯の為にここにいるのではないけれど、ありがたい申し出だった。

そう、考えてしまうのは、きっと空腹が満たされたからかもしれない。



「二人とも何言っている?働かざる者食うべからず!依天も朝飯分働いていけ!」

「「えっ!」」

「ばっちゃ!親切心じゃないのかよ!」

「それはそれ、これはこれだ!丁度ここに儂の若い頃の巫女の服があるここで、働きな。」

「えっ……でも…。」


働かざるもの食うべからず……確かに一理ある。

朝食だけ食べていくのも常識がないと思う……。

しかし、巫女?コスプレのイメージしかない。

去年の年始に、親族で行った初詣で、母は「巫女装束とは、気品と品性を持ち合わせてないと着れない物よ。」と会計をミスしたアルバイトの女の子に言っていた事を思い出した。


「フリーターは、なんもしてない者の事やろ?ええから!ここで働き!ちゃんと給金は払ったる!」

「ばっちゃ!それ、フリーターじゃなくてニートだし!しかも俺タダ働きなんだけど!」

「おめぇの衣食住を出しとんのは、儂や!タダでも高いわ!依天…ここで働き。ばっちゃがおめぇの親に言ったるわ!働き。」


今日の不法侵入の件を母に言われるのは、大変困る。それに昨日アルバイト先を失ったばっかりだ、直ぐにアルバイト先が決まるのは喜ばしい事なのだが、でも……なぜ?


「ばっちゃが説得したる、今日の夕刻頃にもう一度うちに来なさい!その時、一緒に説得したるわ。働き。儂は依天が巫女として働いてくれたら助かる。」

「ばっちゃ!まじか?」

「居候が!喧しい!儂がいい、良うたらいいんや。なぁ依天?」

「…しかし……母に聞かないと‥‥わかりません。」


理解が出来ないでも、ただ誰かに求められるのは初めてだった。


見慣れない場所に見慣れない気持ち……この気持ちはどう呼べばいいのかわからない。

でも鉛が消えていくような……本当に【今】なのだろうか?

世界は突如変わっていくのだろうか?本当に……?

ただ、少し道が変わるだけなんだろうか?

けれどもあの家族に……懐かしかった温かさを感じた気がした……。




夕方に御婆さんと明佳さん一緒に自宅に帰った。

母のヒステリーも起こらず、あの神社で本当に働くことになった。


「依天?あの御婆さんとてもいい方ね。依天を一目見て特別な子だって!ねぇ?お母さんが言った通りでしょ?見る目のある人が見れば依天の素晴らしさが伝わるのよ。あの御婆さんは、本当に見る目があるわ。それにお孫さんの明佳さん?だったかしら?有名な塾の講師なんですって!依天の事を話したらお勉強も一緒に見てくださるって!とてもいい方々ね。お母さん安心だわ。あの店長の方なんかよりもずっと依天の事を理解してくれそうだわ。ねぇ依天ちゃん?」

「………はい。」


母が快諾した意味が分かった。市川さんが駅前の塾の講師だったからだ。

朝会った時の市川さんに塾講師としての雰囲気は、一ミリも感じなかったが、結果的に母の承諾を得られた事が何よりの結果になった。

明日から、あの神社で働く・・神社について少し知識を増やしておくことが最低限の常識だと感じ、PCの電源を入れる。



「いや~ばっちゃが急にスーツ着ろっていうから何かと思ったら。こういう事だったのね。いや~強烈だわ……うちの塾でもあんな親見ねー。まぁじぃでビビったわぁ~」

「………。」

「ばっちゃ?どうしたよ?腰でも痛めたか?」

「なんもない……。」

「ふ~ん。そっか。」

「明佳。明日から依天の面倒ちゃあんとみな!」

「へいへい」



世界は突如変わっていかない…。

だとしたら、どうすれば変わっていくのだろうか?

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