バレンタインデー
高校生の頃の話。
私は吹奏楽部に所属していたのだが、吹奏楽部ではバレンタインデーのチョコレート交換が非常に盛んだった。
女子が多くて気安く渡せることや、パートに分かれているので、誰に渡すかあまり悩まずに済むことが理由かもしれない。
それはさておき、私の所属していたパートでもチョコレート交換が行われていた。しかし、バレンタインデーの時期は短縮授業や休みが多くなるため、なかなかチョコレートを交換するタイミングがない。そのため、下駄箱に入れるという手段が取られる。
その結果、少女漫画に出てくる「バレンタインデーは下駄箱にチョコレートがたくさん入っているイケメン先輩」の気分を味わえるようになる。
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