八人目 テリーさん
テリーさんといっても別に伊藤ではないしワンダーランドでもない。彼は忍者である。いや、ニンジャと表記せねば怒られてしまうだろうか。彼について僕が知っていることは正直に言って少ない。だが同時に嬉しくもあった。僕のエッセイ書くかもね的なツイートにいいねをくれたということは、何かの気の迷いや間違いだとしても、わずかながら僕の文章や思考に興味を持ってくれたということだろう。
その期待には申し訳ないが応えられないし、応えようという使命感など微塵も感じていないが、その事実には確かな誇らしさを感じている。この機会に僕の文章に触れてくれると幸いだし、そうでなくとも、僕が今から紡ぐこの言葉によって何かしらの影響を受けてくれたとしたら僕もうれしい。
テリーさんと言えばニンジャ。アイエエエ。といっても僕はニンジャスレイヤーのエアプもいいところである。忍者に関する知識ですら服部半蔵や猿飛佐助とかそういうレベルの知識でしかないのに、もうそれがニンジャになってしまったら想像も及ばない。僕が知っているのはネオサイタマとかバイオスシとかいう意味不明で突飛で奇怪なワードが飛び交う世界観であることだけだ。これに関してはもう語る方法が無いと言える。これから読めばいいじゃないかと言われればそうだし、実際に時間を見つけて読んでみようとは思うけれど、でも実際問題として今すぐに理解するのは難しい。だから今回はニンジャについての深い言及は避けようと思う。
テリーさんと僕が出会ったのは
で、僕は結局そこに入ってまだ数か月とかいう日の浅さを誇っているのだけれど、それでもまぁ、なんというか、カスタムの数合わせくらいには呼んでもらえるようになった。当然ギルド内でのイベントなのだからテリーさんも味方や敵として参戦するわけだけれども、流石というべきか、視野が広い。ゲームが上手いというよりも、純粋に情報処理能力が高いというべきなのか。いや、情報処理能力が高いからこそゲームが上手いのか。まぁそこの因果関係はともかくとして、常に変なことはしない(ギルド内での発言は考えないものとする)し、してほしいことは事前に全部してくれている。味方に来れば楽なことこの上ないのだが、敵に来ると厄介なことこの上ない。
きっとよく周りを見ている人なのだと思う――といっても直接言葉を交わしたことはほとんどないのだけれど。
だからこそ僕の価値観を破壊か補強かするために、テリーさんとはもっとたくさん言葉を交わしたいものである。
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