ひょんなことで落命しました
なぞねこ
第1話 あの世に到着
わたしの名前は優香30歳のOLです。
ある日階段から落ちてしまい、病院に運ばれて意識不明のまま死んでしまったのであの世からお爺ちゃんが迎えに来てくれました。
自分が死んだんだってことはお迎えにきてくれたお爺ちゃんを見ると自然に受け入れることができました。
お爺ちゃんは6年前にガンで亡くなっています。
特にやり残したことはないし、お母さんとお父さんとペットの猫のことが気がかりだけど。
お爺ちゃんから、もう元の世界には戻れないんだよって言われたから辛いけど諦めました。
さぁ、あの世に出発だ!
ほれ優香、目をつぶってゆっくりまた目をあけるんじゃ。
お爺ちゃんがそう言ったので言われた通りにしました。
めをつぶって、ゆっくり目をあける...。
あ?!ここって?!
優香がおどろいていると。
あの世じゃよ、まさか優香が優香のお父さんより先に来るとは思ってなかったけどね。
お爺ちゃんは苦笑いしながらそう言った。
お爺ちゃんに連れてきてもらったあの世は思っていたよりも明るい世界です。
たくさんの人が生まれかわりを待ちながら
仕事をしたり食事をしたり、生きている皆さんとかわりない生活をしているとお爺ちゃんは教えてくれた。
着いたらさっそく神様が挨拶をしにきてくれました。
君が優香ちゃんだね?
さっき神様直行便、略してカミチョクで新しい人が入界してきたからよろしくって連絡があったのだよホッホッ!
神様の明るい笑い声に、一瞬じぶんがあの世にいることを忘れそうになりました。
カミチョクってどんな略だよ!つっこみたくなったけど優香は優しい性格なのでこらえた。
ひょんなことで落命しました なぞねこ @kinnokabocha
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ひょんなことで落命しましたの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます