第31話 「クリクリのいた夏」 映画レビュー
知人がおすすめしていて、DVDを貸していただきました。まるで予備知識もなく観始めました。まず、クリクリってなによ?ってなりますよね~
動物の名前?あるいは宇宙人・・・?勝手にイメージが広がってしまいます。
クリクリは小さな女の子。古い時代のフランスの、田舎の沼のそばに家族と暮らしています。
主人公は謎のイケメン帰還兵。沼のそばの家に住み着きます。隣の家のクリクリのパパと仲良くなりますが、なにかと一家のお世話を焼いている様子です。
暮らしぶりは決して楽ではなく、むしろ貧しい部類の人達だと思います。
なのに、自然あふれる美しい沼のほとりの生活に、憧れを覚えてしまうのです。
ある時はスズランを摘んで街で売り、雨の翌日は森へエスカルゴを取りに出向きます。市場で良いお値段で売れるようです。またある時は沼でカエルを釣り放題。売るつもりだったけれど、いっぱいあるので料理して食べよう♪るんるんカエルパーティー♡きっと、ごちそう?なのね・・・?
たぶん、その日暮らし風とも言えますが、自給自足系スローライフをがんがん見せつけられます。沼のほとりの豊かな暮らし♡
ストーリーの細かな伏線が秀逸です。タイヤとか・・・でもタイヤがなにかって秘密です♪ネタバレになっちゃいますからね。これは書いちゃダメなやつです。
古きよき時代、のどかな暮らし描写が満載ながら、意外と最後までハラハラします。
ちょっとちょっと、大丈夫?どうなっちゃうの、コレ?なんていうヤマ場もあり、最後の最後まで気を抜けない展開です。
素敵な映画なので、ご興味の方はぜひ♪
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