ざわ。

第1話

京都駅屋上

傘をさしながら文字をうつ

雨だが夜景は綺麗だ

俺も携帯で明かりでも出せば前向きになれるだろうか

そんなわけない

比喩はあくまで比喩だ

馬鹿馬鹿しい。

帰りたくない、同じ日常に。

あの何もない日常に。

友達もいる、それなりに楽しい。

ご飯も出てくる、美味しい。

寝床もある。

何かが足りない、何か

わからない。

誰か、教えてくれよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ざわ。 @wakoudo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る