第8話 この世界での実力

俺はあの現場を見た後、早速この世界の魔法について調べた。が、出てくるのは胡散臭いサイトや宗教勧誘のページ、俺一人でできることなどたかが知れているので、会社の発展に力を注ぐことにする。

この1ヶ月は資産はもう一生遊んでいけるだけあるので大学は授業回数ギリギリを休むことにし仕事に専念していた。

広告会社を始めラジオや、今流行りのようつべという動画投稿サイトの有名人物にも声をかけ、案件ややりたい夢がある人を募集などをしていた。


約1ヶ月が経った頃、近くの珈琲屋さんで昼食をとっていたところ、どこかで見かけた女性が声をかけてきた。


「やっと会えたな。佐藤ゆうき!」


「は、はい?」


皆に注目されていたのでまずは座ってもらい好きなものを頼みなと言ったところミックスジュースを頼んでいた、少し可愛い。

どうやら以前転移魔法を見た時からずっと俺のことを探していたらしいが、見つけたと思ったら転移で逃げられるの繰り返しだったらしい。


「いやあ、すまなかった笑

それで、どうして僕を?」


「君は転移魔法の使い手と見た。今我が土御門家に君はどの使い手はいないのだ。よければ魔物退治なんかの手伝いやうちの協力をしてくれないだろうか、、」


どうやら土御門家は有名で昔は強かったらしいのだが、最近は賀茂家の一族が土御門を乗っ取ろうとしているらしく力を求めているそうな。

俺は楽しそうだったので力を貸すことを決めたが、つい彼女をからかいたくなってしまう。


「ふーん。それで僕にメリットは?おねーさんがご奉仕でもしてくれんの?」


「へ////そんな、私でよければ是非照

金銭でもたくさんありますよ!」


「おっと、、すみません笑少しからかいたかっただけで、笑思ったのと違う反応でびっくりしました。僕でよければ力をお貸しします!!」


「へ!?あ、そうなんですね!?あ、ありがとうございます?」


彼女は少し残念そうに感謝を述べた。


その後俺は土御門家に案内され当主である晴香さんのお爺様に力を見せることになった。

晴香さんとの対戦形式だ。

どうやら戦闘訓練用の道場があるらしく、結界が張られているため怪我をしない、音が漏れないなどたくさんの利点があるそうな。

俺はどんな魔法を使ってくるのか楽しみに試合に挑んだ。 



だが結果は圧倒的で、、、

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