第10話 まぁ、、そうなるよね…笑
とりあえず木の影から見守ることにする。あぶなかったら加勢に入ろう。人を殺せるかって?もちろん怖いよ!?でも、自分が大事だから、自分自身があぶなかったら、、ね。
それにしても隊長や親衛隊隊長って描いてる割にはステータスは低いなあ、、、そーいうものなのか?
まずは状況を見守る。今のところ兵士が優勢そうだ。親衛隊隊長がまだ戦いに参加していないのも原因かもしれない。
そのまま息をひそめ念のため盗賊の後ろをとっておく。
そしてついに親衛隊隊長が動き出す。さすがにやばいかもなと思い即座に背後から近づき木刀で思いっきり後頭部を殴る!!
あっけなく気絶したようなので木の影に隠れ状況を確認。流石に公爵様となると関わるのめんどくさそうだしな、自由に異世界を楽しみたいんだっ!!笑
すると兵士達は盗賊を倒し終えたようでそのまま殺し首元にあったネックレスを取った。あれはなんだ…!?と夢中になってみていたため近づいてきた兵士に気づかず話しかけられてしまう。
「おい貴様!貴様も盗賊の仲間か!?」
っっ!!どうやら盗賊と勘違いしているようだ。
「ちっ、ちがいます!?僕はたまたま通りかかって見ていただけで!!」
「むっ、貴様怪しいな!アクトもつけていないみたいだし国からの追われものか!?」
「あ、あくと??な、なんですかそれ!?ほんとしりま」
「その辺にしとけ!!!
すまないな、俺はマンス国兵士3番隊隊長アレクだ、先程は助太刀感謝する。貴殿名前は?」
「僕はゆうき、佐藤ゆうきです!たまたま通りかかっただけなので助太刀だなんて汗」
「いやいや、あの盗賊からは嫌な気配を感じていたんだ、もしかしたら危なかったかもしれない。助かるよ。それにきみ、不意打ちしなくても強いだろ?雰囲気でわかるよ、見た目はすこし変だがな笑」
「いやいやそんなそんな笑
アレクさんこそとても強そうです!」
「そうか、ありがとう。すまないが、今お嬢様が王都に向かっている途中でな、よければゆうきくんも乗っていくかい?」
うわぁ、やっぱりこの流れか、、断るの苦手なんだよなぁ、まぁ街に行きたかったし聞きたいこともたくさんあるからお言葉に甘えるか…
「あ、ありがとうございます!街に行きたかったので助かります!」
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