ぼっち陰キャ大学生の俺が異世界を行き来できるようになった結果…
おざごん
第一章 第1話 異世界転移!?いやいやそんなまさか
「はぁ、退屈…」
と、平日の昼間から不意に口ずさむ。これは、ニートの話!?かと思ったが違う。今、世界でウイルスが蔓延しており大学がオンライン授業のため家でゴロゴロしていたのだ。
「なんか面白いことないかなぁ、、」
この主人公の名前は佐藤ゆうき。小さい頃から物作りが好きだったのでなんとなく建築の大学に通っており趣味はゲームやアニメを見ることだ。普段からありもしない理想ばかり考えており1億落ちてたらな、異世界転生したい、が口癖だ。
「小腹すいたし夜のゲームのお供買いにコンビニでも行くか…」
と家を出てコンビニへ向かいモンスターとじゃがりこ、ファミチキを購入して帰宅中の信号を待っているとき、居眠りしているであろうトラックがこちらに突っ込んでくる!!
(はっ!?まじ!?流石にまだ死にたくなっ、、、)
と、恐怖から目を瞑り、今まで生きてきた人生の思い出がフラッシュバックする。
(はぁ、まだ死にたくなかったな、一回は彼女作りたかったな、友達と飲み会とかしてみたかったな、、親にも、迷惑かけてごめんって、伝えたかったな…)
そしてトラックはガシャーン!!!っと音を立ててすぐ横の電柱にぶつかった。
って、死なんのかい!!じゃなくて
「大丈夫ですか!?」
トラックは幸いにも自分にはぶつからずそのまま電柱にぶつかり止まり運転手が軽傷で死者が出ることはなかった。その後その場にいた自分は警察などに電話をし事情を話したのち帰宅した。
「あーあー、ファミチキ熱々やなくなっとるやん泣、異世界いけるおもたねんけどなぁー」と、口ずさみながらファミチキを頬張る。
「うまい!!冷めてもやっぱうまいな!」
「さ、モンスターのんでゲームすっか!」
と、異世界行きたかったなーと思いつつ携帯型ゲーム端末の起動ボタンを押すと……
いきなり古い教会のような場所に飛ばされていた。
「え、、!?ここどこ!?、、、教会…?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます