さたんず☆きってんず −Satan's Kittens−

登場人物

キリュウ・シノブ

　女子高生探偵。十七歳（推定）。数年以前の記憶がない。コールガールまがいのことをして生きていたが、トビタにひろわれる。かつては従順でおとなしい性格だったが、トビタの本性に気づいたことで、したたかな少女に変貌する。謎は頭脳よりも行動で解き明かすタイプ。異常なまでの甘党。愛用の銃はワルサーP99。

トビタ

　刑事。警察庁のエリートだったが、左遷させられる。一見すると真面目な印象だが、内実は軽薄でこずるい男。シノブに恩を着せて利用するつもりだったが、シノブが開き直ってしまった結果、逆に利用されることもしばしば。

ハッチャン

　ハッカー。ゲイ。黒人の血が半分流れている。トビタの肉体を狙っている。

モモサキ・ハルコ

　三年前に、行方不明になる。元サバタリアン・ファーマスティカル社員。

社長

　製薬企業サバタリアン・ファーマスティカル社長。

クラウン

　SRシリーズと呼ばれる特殊技能チームのリーダー。長髪に黒いロングコートがトレードマーク。チーム中では、総合能力で最も優れている。

マウス

　高速で移動、攻撃ができる能力を持つ。ナイフの使い手。

サイザー

　隠密行動のエキスパート。百九十センチの長身で痩せ型。

クロス

　狙撃手。理知的で冷静沈着。常にサングラスをかけている。

エクリプス

　制圧戦の名手。鍛えあげた肉体を持っている。

キヨミ

　雑用係、兼、社長の玩具。イサミとは双子の姉弟。

イサミ

　使い走り、兼、社長の玩具。キヨミの弟。

ウンノ

　サバタリアン・ファーマスティカル社員。キザでいやらしい男。