幼馴染たちとプール

 更衣室から出て最初に剛に、爆笑されたが・・・我慢だ、確かに笑われる格好してるからな、すべて、母ちゃんのせいだ、あのくそばばぁ!(ひやっ)えっ?なんだか寒気が・・・


「ねぇ、みさっち あの可愛い生物何??」

「あれは、内牧くんだよぉ!やばいよね、かわいすぎだよね。しかも、腹筋すごいのよ」

「確かに、スポーツガールみたいだな、実際は男の娘なのにね!ちがった、男の子なのに!ぎゅっとしていい?」

「プラムならいいよ!てねっ」

「そこは、だめぇ~~でしょw」

 女子たちは楽しそうに会話している。


「おいおい、その恰好はどうしたんだよ」

「母ちゃんが、入れ替えやがってラッシュガードさえないんだ、だから今日は女の子の声で演じるからな!!」

 ふてくされて、宇佐美は言いながら女子モードに変更する。

「だからね!おにぃちゃん今日は、楽しもうね♡」

「ぶはぁ!」

 剛は、鼻血出しながら倒れた。

「ねぇ、おにぃちゃん大丈夫!?よしよしヾ(・ω・`)」

 膝枕しながら、抱きかかえる。

 それを見ている周りから『キャー!キャー!』と聞こえてくる。


 なぜか、小谷さんも鼻血だして、武田さんに寄りかかっている。

『もう、らめぇ』

『よしよしヾ(・ω・`)』


「じゃ!流れるプールいこうぜ!」

「「「はーい」」」

 4人で、歩いてると今時こんなヤンキー居るのかと思うようなのが近づいてきた。


「おいおい、こんなかわいい子三人も連れていいね、俺たちにその子たち貸してくれよ!いいだろ、俺たち三人なんだよ!数会うから、兄ちゃんはあっちで、ひとりあそんでなよ!」

 剛が、血管浮かべながらブチ切れた!

「あっ?俺の彼女ナンパしてるのは、なんなんだ?三人いるから俺に勝てると思ってるのか?」

 そう!剛は、家がスポーツジムなど経営しているからか格闘技習ってるから、そのあたりの不良には負けない。

「「え?彼女?」」

 ナンパ?それどころじゃない!!

「おにぃちゃん、彼女って誰の事?」

「あっ!」

「ばか!」

「もしかして、プラムちゃんもしかして!剛君がなの?」

 仲間内で、わいわいしてると、ヤンキーが小谷さんの肩に手をまわして

「お!ねえちゃん胸デカいな!さそってるのか」

 胸を触ろうとして

「だれに!触ろうとしとんじゃ!!こら!」

『ごすっ!!』腹部に、正拳突きだ突き刺さる!

 宇佐美よりも、大きい男がぶっ飛ぶ!

 そのほかの男たちは、剛に関節決められていた!武田さんが警備員呼んできて男たちは連れていかれた。


「でさ!剛よ、もしかして武田さんが彼女なのか?もう吐いちまえよ」

 頭を掻きながら、ぽつぽつと話す。

「実は、俺たち幼馴染で、中学校の頃から付き合ってるんだ」

「ごめんね!だまてって」

「そうなんだ、お似合いだよね!内牧くん」

 たしかに!お似合いだ!

 全く気付かなかった。

「全く気付かなっかったよ!」

「お前鈍感だからなwその話は、あとあと!およぐぞ~」


「おっ?お~!」

 剛に流された気がした。

 _____ミィちゃん視点___

『きゃ~~~~!うさちゃんカッコイイ!!』

 相変わらず、目がハートのミィちゃんだった。








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