幼馴染は、頑張りたい!

 きょうの、うさちゃん かっこよかったなぁ そして、今朝してもらった髪型上手だったなぁ、剛君が撮ってくれた写真を見ていた・・ちなみに横にはうさちゃんも居る。


「なんて、いい写真撮ってくれたんだろう。家宝にしなきゃ」


 下の階から、母親が呼んでいる。


「ご飯よ!おりてきなさい」


「ハーイ」


「今日は、和食よ!」

 並べられてるのは、納豆、ご飯、みそ汁、ハンバーグ・・・ハンバーグは和食なの?


「今日ね、内牧くんのママから電話があったの、うさちゃん みさの名前知らなかったなんてねww あんなに、毎日いたのにね。でも少しは、近づけたの?」


「うん、友達に協力してもらって今日一緒に登校したの」

 嬉しそうに話す娘に、目を細めながら・・・

『あのことは黙ってた方が面白そうねw』

 一ヶ月後に、名前が判明してイメチェンしてることばれるのに、どっちが早いかな、自分から告白するか、気づかれるかを。


「うまくいくといいわね、ママが宇佐美ちゃんに言っても良くないから、見守ってるわ」


「うん!今回は頑張る。今までのように見つけてくてる・気づいてくれると甘えたらだめだよね!気づかれるわけないもん 髪の色とか、目の色も変えてるから・・・」


「元に戻せばいいんじゃない?まぁ・・・戻せるなら戻してるわよね、難しいかもしれないけど、ここは、アメリカじゃないのよ」


「うん、でも ここまで来たら今の姿を通すよ」

 すこしトラウマを思い出しながら、でも友人の応援の声を思い出すと元気になれる。


「がんばるのよ!ママ応援してるからね」

 小さくエールを送る、ママさんなのであった。


 <<<<翌朝>>>>


「おはようございます」

 宇佐美宅前で宇佐美母の、うるかが立っていた。


「あらあら~久しぶりね!ミィちゃん、息子のお迎えかな?」


「え?わかるんですか」

 びっくりしてると


「バカ息子と一緒にしないようにw肝心なところが足りてないのよね~ほかの所は、いい感じに育ったのに」


「えっと、このことは・・」


「うん、わかってる。ほら来た」


 ガチャっとドアが開き宇佐美が出てくる。


「おはよう」

 今日も、かっこいい!!


「おはよう」

 つい下を向く。


「ほら!また下向きになる、ほら真っ直ぐ向く ほら行こうか」

 背中をポンとたたいて進んでいく


「今日も髪型が、そのままだね またあの公園で髪結ってあげるからね」

 ニコッと笑う


『もぅ かわいくて、かっこいいなんて・・・最強じゃない』


 <<<学校にて>>>


「よう!うさぎ、今度勉強会しようぜ!!中間に向けてさ まだ先だけどさ、俺んち来いよ」


「剛は何だかんだ、成績いいじゃないか」

 なんでいきなりこんなこと言いだしたのか意味不明だ。


「高校最後に、お前に勝ちたいわけよ だから、武田と小谷さん合わせて4人でやろうぜ、第一に武田がな、赤点取ったらやばいって泣きつかれたわけよ」


 なるほどなるほど、そりゃ大変だな 武田さんを応援しなきゃな。


[わかった、いつやるんだ?」


「こんどの、土曜日なんか、どうなんだ?暇だよな!」

 おっと、なんか強引だな。


「OKそこまで、強引に言わなくても大丈夫、ちゃんと行くよ」


「よし決まりだ!!連絡はこっちから、やっておくからな」


 そして、スマホをだし武田さんと連絡している。


『作戦成功であります。大佐!』


『( ゚д゚)ウムよくやった!剛二等兵後は昼食の時に、話を詰めるぞ!!』


『ラジャー!!』


 二人楽しく作戦を練るのであった。







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