第四夜 夢
これは今朝、厳密には昨晩の夢になるのだろうか、記憶があるうちに数少ない恐怖体験を記録しようと思う。
夢の話なので現実らしくないこと、話がちぐはぐなことは悪しからず読んでいただきたい
私はいつも住んでいるところとは違う4LDKくらいの大きな部屋に住んでいた
寝室と浴室が2つずつある奇妙な構造で、私と恋人が住んでいるようだった
寝室は煌びやかなベッドの部屋と布団敷きの質素な部屋
浴室は赤い浴槽のまるでラブホテルにでもありそうな部屋と一般的な浴槽の部屋で
何故か私たちは質素で一般的な浴室と寝室の方で生活しているようだった
そして煌びやかな寝室と豪華な浴室の方は避けていた
私はなぜか豪華な浴室へ避けているにも関わらづ向かっていた
そして鏡を見ると背後に明らかに恋人とは違う者が立っていた
夢で覚えているのはこれだけだが、普段見る夢とは明らかに違い怖かったので書き残そうと今キーボードを走らせている
今思えば部屋こそ違うものの、間取りは祖母の家に似ているような気がする
もし同じだとすれば避けていた豪華な浴室は祖母の家ではいわゆる霊道が通っている物置部屋に位置するのもなんだか奇妙だ。
霊道というのはT字路の突き当りのさらにその先に通っているといわれていて
母曰くその部屋では夜になるとパチパチとラップ音?がするらしい
今では物が敷き詰められていて眠るスぺースはないが、他にも奇妙な点が一つある
その物置部屋には二つ出入口があるのだが祖父母の寝室につながる方の出入り口は大きな棚で完全にふさがれてしまっているのだ、個人的な考えだが普通家の出入り口をふさぐようなこと、わざわざするだろうか、
たまたま見た奇妙な夢から祖母の家まで話がそれてしまったが、改めて考えてみると奇妙なことに気づく、当たり前のように生活している中に奇妙なことは溶け込んでいるかもしれない、そう思った。
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