応援コメント

第95話 孤独な終末期の過ごし方:覚悟をもっての死への取り組み」への応援コメント

  • バートランド・ラッセルの言葉を思い出しました。

    【老いてからのち、人が注意すべき点、ひとつは過去への不当な執着である。
    記憶に生きること、昔のよき時代を惜しみながら、
    あるいは死んだ友を悲しみながら生きることはよくない。
    決して易しい事ではないが、人の思想は未来へ、
    それについてなすべきことのある事物へ向けられなければならない。

    ふたつ目は子供達に執着する事ある。
    彼らの自由や自由意志を奪ってはならない。

    死の恐怖を征服するもっともよい方法は、
    諸君の関心を次第に広汎かつ非個人的にしていって、
    ついには自我の壁が少しずつ縮小して、諸君の生命が次第に
    宇宙の生命に没入するようにすることである】

    私もここで書かれていたお爺さんの様に、ラッセルの様に、
    穏やかな死を迎えられたらなぁ~と思います。

    作者からの返信

    【諸君の関心を次第に広汎かつ非個人的にしていって、ついには自我の壁が少しずつ縮小して、諸君の生命が次第に宇宙の生命に没入するようにすることである】

    なるほどです。達観した、素晴らしい思想だと思います。
    この域まで達すれば、きっと死ぬことは怖くなくなりますね。
    教訓にしていきたいと思います。